前原英夫
日本の天文学者
前原 英夫(まえはら ひでお、1940年5月3日[1] - )は、日本の天文学者。元国立天文台岡山天体物理観測所所長。
前原 英夫 (まえはら ひでお) | |
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生誕 |
1940年5月3日(84歳) 日本 埼玉県 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 天文学 |
研究機関 |
ペンシルベニア州立大学 国立天文台 |
出身校 | 東京大学 |
主な業績 | NGC2242が惑星状星雲であることの確認 |
プロジェクト:人物伝 |
略歴
編集業績
編集前原の天文学者としての業績は、かつては楕円銀河に分類されていたNGC2242を岡山天体物理観測所の188センチ反射式望遠鏡による観測で惑星状星雲であることを確かめたことである[3]。この研究は、中国の研究者からNGC2242のスペクトルに惑星状星雲特有の輝線が見られることを知らされて行われたものである[3]。そのため、NGC2242は今日では日本の天文学者によって新たに惑星状星雲のリストに付け加えられた天体として知られている[3]。
著作
編集参考文献
編集- 渡部潤一 著 『図説 新・天体カタログ - 銀河系内編』 立風書房、1994年1月10日第1刷発行、ISBN 4-651-74509-1