周波数計
計数型周波数計(デジタル式)
編集「周波数カウンタ」を参照
周波数、周波数比、タイムインターバルなどが測定できる。100MHz以上はプリスケーラ、10~100MHzは直接カウント、10MHz未満の低周波を扱う場合レシプロカル方式などに測定方式が分かれる場合がある。レシプロカル方式の場合f=1/Tにて内部演算をおこない、スケーリング機能を持たせ回転計として使えるものもある。デジタルマルチメータに付属する周波数計の場合入力耐電圧は1000Vrms程度まであるがユニバーサルカウンタの場合5Vrms程度でダメージを受けるものもあるため取扱いに注意する。
指示電気計器による周波数計(アナログ式)
編集主に、電力用の盤などに計装される機器である。指針型周波数計には可動コイル型、電流力型、振動片型の3種類があるが、現在使用されているのは可動コイル型が大半である。なお、この指示型周波数計は、いずれの方式も測定周波数が限定される。
原理
編集関連項目
編集参考文献
編集- 三好 正二『基礎テキスト 電気・電子計測』東京電機大学出版局、1995年。ISBN 4-501-10670-0。
- 西野 治『電気計測』コロナ社、1958年。ISBN 978-4-339-00161-7。
- 青木晋、友田三八二「最新電力機器 電気計器」修教社書院、1938年。