大乗教
大乗教(だいじょうきょう)は、日本の法華系の新宗教。教祖は杉山辰子。1948年(昭和23年)に創設された。
大乗教総本山 | |
設立 | 1946年(昭和21年) |
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種類 | 宗教法人 |
本部 | 愛知県名古屋市熱田区外土居町 |
公用語 | 日本語 |
歴史
編集教祖の杉山辰子は1868年(慶応4年)に岐阜県羽島郡笠松町で生まれた。家運挽回のために法華経行者から教えを受けたことから法華経開眼へとつながった。その後、医学を学び、仏教の精神的療法と医学的療法の組み合わせによるライ病(ハンセン氏病)の人々の救済を試みた。1914年(大正3年)名古屋市東区清水町で大乗教のもととなる仏教感化救済会を設立、翌年には東区葵町に移転した。病気、災害、貧困に苦しむ人々に慈悲を施した。そして1932年(昭和7年)6月28日に死去。
沿革
編集- 1946年(昭和21年)
- 1948年(昭和23年)8月18日 - 名古屋市熱田区外土居町にて文部省より宗教法人「大乗教」として認可される。
- 1953年(昭和28年)10月10日 - 総本山釈迦堂落慶。
- 1955年(昭和30年)4月8日 - 大乗幼稚園開園。
- 1968年(昭和43年)10月6日 - 本仏殿落慶。
- 1973年(昭和48年)5月13日 - 大白象建立。
- 1973年(昭和48年)11月28日 - インド政府より仏舎利を拝受される
- 1976年(昭和51年)11月27日 - 聖仏舎利宝塔落慶。
- 2013年(平成25年) - 開教100周年
- 2023年(令和5年)11月28日 - 仏舎利奉迎50周年
本尊・経典
編集一尊四菩薩を本尊とし法華経を経典としている。
管長
編集- 初代:小坂井啓陽(こさかい けいよう)
- 二代:杉崎法山(すぎさき ほうざん)
- 三代:杉崎法涌(すぎさき ほうよう)
- 四代:杉崎法瑞(すぎさき ほうずい)
- 五代:杉崎法教(すぎさき ほうきょう)
ギャラリー
編集- 大乗教総本山[1]
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本仏殿
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大白象
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聖仏舎利宝塔
- 支部
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刈谷教会
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西尾教会
- インド別院
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大仏
脚注
編集- ^ 注:大乗仏教の総本山ではない。