大保龍斗

日本のプロボクサー

大保 龍斗(おおほ りゅうと、1994年11月13日 - )は、日本プロボクサー神奈川県横浜市出身。初代日本ライトフライ級ユース王者横浜さくらボクシングジム所属。

大保 龍斗
基本情報
階級 ライトフライ級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1994-11-13) 1994年11月13日(29歳)
出身地 神奈川県横浜市[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 25
勝ち 16
KO勝ち 7
敗け 7
引き分け 2
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人物 編集

ボクシングを始めたきっかけは中学校時代、友人が格闘技用のグローブを持ってきたことで殴り合う遊びが流行ったことから[3]

憧れのボクサーは赤穂亮[4]

弟の大保龍球もプロボクサー。

来歴 編集

2012年10月17日に後楽園ホールで植月貴文とスーパーフライ級4回戦を戦い、1回1分57秒KO勝ちを収めてデビュー戦を白星で飾った[5]

2013年東日本フライ級新人王として、西軍代表ユキヤハナブサを相手に5回3-0(48-47、50-43、50-45)の判定勝ちを収めて全日本新人王を獲得した[6]。なおこの勝利でJBCの発表した最新ランキングで初めてフライ級日本ランク入りを果たす[7]。そして2014年4月11日に後楽園ホールで田之岡条とスーパーフライ級6回戦を戦い、6回0-3(54-58、55-57、55-58)の判定負けでプロ初黒星を喫した[8]

2017年5月16日に後楽園ホールでユーリ阿久井政悟と初代日本フライ級ユース王座決定トーナメント準決勝を行い、1回1分33秒TKO負けを喫した[9]

その後2018年4月17日に後楽園ホールで行われた「DANGAN211」にて富岡哲也と初代日本ライトフライ級ユース王座決定戦を行い、2回2分58秒KO勝ちを収めて初代日本ライトフライ級ユース王者になった[10]。同年11月19日に中山祐太と日本ユースライトフライ級タイトルマッチを行い、7回12秒TKO勝ちを収めて日本ユース王座初防衛に成功[11]。試合後日本ユース王座を返上した[12]

2019年8月8日、後楽園ホールで堀川謙一と日本ライトフライ級タイトルマッチを行う予定であったが、大保が体調不良により救急搬送され、計量会場に来ることができなかったため計量失格となり、規定により試合は中止となった[13]

2021年8月4日、後楽園ホールで日本フライ級8位の中嶋憂輝と対戦し、8回1-1(75-77、77-75、76-76)で引き分けとなった[14]

獲得タイトル 編集

戦績 編集

  • プロボクシング - 25戦16勝7敗2分(7KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2012年10月17日 1R 1:57 KO 植月貴文(18鴻巣)   日本 プロデビュー戦
2 2013年6月14日 1R 0:55 KO つのだ紘介(花形   日本 2013年東日本フライ級新人王予選
3 2013年8月6日 4R 判定3-0 渡部拓央(ワタナベ   日本 2013年東日本フライ級新人王予選
4 2013年9月27日 4R 判定3-0 下沖克徳(角海老宝石   日本 2013年東日本フライ級新人王予選
5 2013年11月3日 4R 判定3-0 興法裕二(新日本木村   日本 2013年東日本フライ級新人王決勝戦
6 2013年12月22日 5R 判定3-0 ユキヤハナブサ(カシミ)   日本 全日本フライ級新人王決勝戦
7 2014年4月11日 6R 判定0-3 田之岡条 (小熊)   日本
8 2014年7月18日 8R 判定0-1 濱田修士(小熊)   日本
9 2014年12月18日 8R 判定0-3 長嶺克則(マナベ   日本
10 2015年5月29日 8R 判定3-0 藤井貴博金子   日本
11 2015年11月13日 8R 判定3-0 山田健太(セレス   日本
12 2016年4月22日 8R 判定2-1 守屋和明(石川ジム立川)   日本
13 2016年10月25日 8R 判定0-3 ユータ松尾国際   日本
14 2017年5月16日 1R 1:33 TKO ユーリ阿久井政悟倉敷守安   日本 初代日本フライ級ユース王座決定トーナメント準決勝
15 2017年9月1日 8R 判定3-0 渡邉秀行(郡山)   日本
16 2018年4月17日 2R 2:58 KO 富岡哲也(REBOOT)   日本 初代日本ライトフライ級ユース王座決定戦
17 2018年11月19日 7R 0:12 TKO 中山祐太(勝又)   日本 日本ユース王座防衛1
18 2019年5月1日 6R 1:20 TKO 矢吹正道   日本
19 2021年8月4日 8R 判定1-1 中嶋憂輝(角海老宝石)   日本
20 2021年12月3日 3R 2:34 TKO 表祥(SFマキ)   日本
21 2022年12月2日 8R 0:45 TKO 川崎智輝(SUN-RISE)   日本
22 2023年5月14日 6R 判定0-2 長嶺竜久(平仲BS)   日本
23 2023年8月4日 3R 2:29 TKO コーヤ佐藤(伴流   日本
24 2023年12月24日 8R 判定3-0 ポンテープ・ブンチャーリー   タイ
25 2024年4月5日 8R 判定0-3 永田丈晶協栄   日本
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脚注 編集

  1. ^ DANGAN182 Danganboxing
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】ライトフライ級 (48.98 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ 大保龍斗(22=横浜さくら) ボクシングモバイル
  4. ^ 大保龍斗(横浜さくら):RONER注目選手 RONER 2018年11月12日
  5. ^ 2012年10月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 2013年度全日本新人王 ボクシングモバイル
  7. ^ 2013年12月度ランキング 日本ボクシングコミッション
  8. ^ 2014年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
  9. ^ 日本初代ユース王座戦、F級決勝は中谷vs阿久井 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月16日
  10. ^ 和氣慎吾がTKO勝ち「久我選手に勝つ自信は100%」 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月17日
  11. ^ 日本ユースL・フライ級 大保龍斗が7回TKOでV1 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月19日
  12. ^ 大保、初防衛花道にユース卒業 次は「さらに上」日本王座目指す スポニチ 2018年11月19日
  13. ^ あすの日本L・フライ級戦中止 大保龍斗が計量失格 堀川謙一は世界王者の拳四朗とスパーリング Boxing News(ボクシングニュース)2019年8月7日
  14. ^ 中嶋憂輝と大保龍斗は互いに譲らずドロー 軽量級ランカー対決 Boxing News(ボクシングニュース)2021年8月4日

関連項目 編集

外部リンク 編集