大江原比呂(おおえはら ひろ、2004年8月17日 - )は日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属する武市康男厩舎の騎手。祖父は元調教師大江原哲。父、大江原勝も蛯名正義厩舎で調教助手を務めるほか、親戚に藤原辰雄厩舎で調教助手を務めた大江原隆や同じく騎手の大江原圭などがいる競馬一家。

大江原 比呂
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 茨城県
生年月日 (2004-08-17) 2004年8月17日(19歳)
身長 155.2cm
体重 48.2kg
血液型 B型
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 美浦・武市康男(2024年 - )
初免許年 2024年
免許区分 平地・障害
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来歴

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競馬に携わる家系に生まれる。幼稚園に入る頃から体操を始め、小学4年まで続けて、全国大会に出場するまでの腕前になった。馬に接し出したのは小学5年生になってからで、友達に誘われて乗馬を始める[1]。2018年の14歳の時、中山競馬場へ勝が当時所属していた藤沢和雄厩舎のダービーレイデオロが挑んだ有馬記念に連れて行ってもらう。結果はブラストワンピースの2着に負けてしまうが、この時点での比呂はそこまで競馬に固執していなかったが、それでも悔しがっていた[2]。それから少しして藤田菜七子騎手の活躍にも影響を受け、美浦トレセンの乗馬苑で、騎手になるためのスペシャルコースを受講するチームであるジュニアチームに申し込んだ[1]

2020年4月、JRA競馬学校に第39期生として入学。ケガで1年留年したため2024年に卒業し4年連続、JRA史上13人目(現役7人目)の女性騎手騎手として美浦・武市厩舎所属よりデビュー[3]

2024年3月2日、初騎乗となる中山1Rでのシアワセノランプは15着で、デビュー週の結果は9レースに騎乗し2着が1回[4]。同年6月9日、東京4Rでズイウンゴサイに騎乗し1着となり初勝利。デビューから89戦目、勝ち上がりは所属武市厩舎の管理馬であった[5]

騎乗成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2024年3月2日 2回中山3日1R 3歳未勝利 シアワセノランプ 16頭 10 15着
初勝利 2024年6月9日 3回東京4日4R 3歳未勝利 ズイウンゴサイ 15頭 4 1着
重賞初騎乗
重賞初勝利

脚注・出典

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関連項目

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