大雄寺 (北海道伊達市)

北海道伊達市にある寺院

大雄寺(だいおうじ)は、北海道伊達市にある曹洞宗寺院亘理伊達家菩提寺末寺

大雄寺
所在地 北海道伊達市元町18番地
位置 北緯42度28分00秒 東経140度52分09秒 / 北緯42.46667度 東経140.86917度 / 42.46667; 140.86917座標: 北緯42度28分00秒 東経140度52分09秒 / 北緯42.46667度 東経140.86917度 / 42.46667; 140.86917
山号 胆振山
宗旨 曹洞宗
寺格 末寺
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 1880年
開基 相神百川
正式名 曹洞宗胆振山大雄寺
札所等 北海道新四国八十八ヶ所霊場第61番札所[1]
公式サイト 曹洞宗胆振山大雄寺
法人番号 7430005009706 ウィキデータを編集
大雄寺の位置(北海道広域内)
大雄寺
大雄寺
大雄寺 (北海道広域)
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歴史

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戊辰戦争により所領地を没収された仙台藩亘理領主の伊達邦成らは、1870年明治3年)に北海道へ移住して開墾を続けていた[2]。一方、亘理大雄寺27世の相神百川は一切のが没収された寺の再建のため亘理に残っていた[2]。元来、主君との随従を願っていた相神百川は1879年(明治12年)に伊達邦成へ書簡を送り、伊達村への寺院開創を懇願した[2]1880年(明治13年)、相神百川は第8回移住者とともに伊達へ渡り、自費によって現在地に小院を建立し、同年に開拓使より正式に寺号公称が許可された[2]

1906年(明治39年)に大殿堂(現在の本堂)が完成[2]太平洋戦争時には住職も軍に召集されたほか、金属・仏具の強制回収もあり寺の大鐘(約450 kg)も供出された[2]。戦後、1968年昭和43年)に室蘭市知利別町に説教所(現在の大光寺)を設立[2]1981年(昭和56年)には伊達市と亘理町が「ふるさと姉妹都市」を締結した[3]1991年平成3年)に新会館が落成し、記念誌『百拾年の法灯』を発行[2]2005年(平成18年)には伊達家御霊屋(おたまや)を建立した[4]

境内

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  • 本堂
    • 座禅堂
  • 宝物殿
  • 亘理伊達家御霊屋

行事

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  • 1月1日 - 3日:新年祈祷会
  • 2月3日:節分会
  • 3月21日:涅槃会、春彼岸施餓鬼会
  • 7月23日 - 24日:水子供養会、地蔵尊大祭
  • 8月13日 - :盂蘭盆会
  • 8月20日:満散大施餓鬼会
  • 9月23日:秋彼岸会
  • 10月26日:開山忌報恩講
  • 12月31日:大晦日除夜ノ鐘

参考資料

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脚注

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  1. ^ 札幌大佛”. 象頭山 金毘羅密寺. 2015年8月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h ニューボルカノ 2014.
  3. ^ 北海道伊達市の紹介”. 北海道伊達市. 2015年8月8日閲覧。
  4. ^ 大雄寺フェスタ2006”. 伊達市噴火湾文化研究所. 2015年8月8日閲覧。

外部リンク

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