家と女房と男の名誉
『家と女房と男の名誉』(いえとにょうぼうとおとこのめいよ)は、1988年4月21日から同年6月30日まで、フジテレビ系列の「ナショナル木曜劇場」(当時。毎週木曜日22:00 - 22:54)の枠で放送されたテレビドラマ。全11話。
家と女房と男の名誉 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 岡田正代 |
演出 | 久野浩平、舛田明廣、渋谷正行 |
出演者 |
沢口靖子 神田正輝 小川真由美 財津一郎 渡辺正行 室井滋 北城真記子 浅田美代子 かとうかずこ 峰竜太 並木史朗 ほか |
オープニング | 和田加奈子『LUCKY LOVE』 |
製作 | |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1988年4月21日〜1988年6月30日 |
放送時間 | 木曜日22:00〜22:54 |
放送枠 | 木曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 11 |
概要編集
祖母、両親、息子夫婦、娘夫婦がひとつ屋根の下で同居する中で繰り広げられる出来事や騒動、その中心で奮闘する友子の様子などをコメディタッチで描いた[1][2]。
劇中で一家の住まいとして登場する「砂田ビル」の外観は、都電荒川線の荒川遊園地前停留場の前に実在するビルが使用された[3]。
内容編集
23歳の友子は、12歳年上の会社の課長の大村恭介と結婚。恭介は離婚歴があるため再婚だった。友子の両親は東京都荒川区内で八百屋「八百春」を経営していたが、ある時自宅を、1階にコンビニエンスストアが入るマンションに改築。友子は別のマンションで夫婦2人住まいをしていたが、そのマンションが窮屈なのを不満に思い、引っ越そうと建売住宅を捜し回ったものの高価な物件ばかり。そんな中、実家から友子に同居を持ち掛けられる。恭介はこれを婿入りみたいに思って気が乗らなかったが、マイホームが買えないことに合わせて、友子の母が病気がちだということを聞いて、渋々ながら最後には承諾。ところが実際は友子の母・綾子はピンピンしていて、その上、家出して勘当状態だった友子の兄・順平が7年ぶりに内縁の妻・久美を連れて実家に戻って来た。更に恭介は綾子から順平と伊平の間の仲裁役まで頼まれることに。更には友子の妊娠願望、伊平の浮気騒動など、恭介の元妻で探偵のケイらを巻き込みながら展開していく[4][2]。
キャスト編集
スタッフ編集
- 主題歌
- 和田加奈子『LUCKY LOVE』 (作詞・作曲:Stock Aitken Waterman 日本語詞:高柳恋 編曲:鳥山雄司 発売:東芝EMI)
サブタイトル編集
話数 | 放送日 | サブタイトル | 演出 |
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1 | 1988年4月21日 | 妻の実家と同居する法教えます | 久野浩平 |
2 | 1988年4月28日 | バクハツ母娘戦争 | |
3 | 1988年5月5日 | キケンな相続 | 舛田明廣 |
4 | 1988年5月12日 | 別れてもイイ女房 | |
5 | 1988年5月19日 | お腹の子誰の子!? | 久野浩平 |
6 | 1988年5月26日 | 愛の探偵ゴッコ!! | 渋谷正行 |
7 | 1988年6月2日 | 今さら愛してる!? | 舛田明廣 |
8 | 1988年6月9日 | 赤ちゃんが欲しい | |
9 | 1988年6月16日 | おばあちゃんがいなくなった!! | 久野浩平 |
10 | 1988年6月23日 | 赤ちゃんができた | 舛田明廣 |
11 | 1988年6月30日 | サヨナラ怪物一家 | 久野浩平 |
脚注編集
- ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)1988年「家と女房と男の名誉」の項目
- ^ a b 週刊TVガイド 1988年4月22日号 p.148 本作紹介記事より
- ^ 週刊TVガイド 1988年4月22日号 p.12 より
- ^ 朝日新聞・毎日新聞 それぞれ1988年4月21日付テレビ欄の本作紹介記事より
フジテレビ ナショナル木曜劇場 | ||
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