寧西線
中国の鉄道路線
寧西線(ねいせいせん、中文表記: 宁西铁路、英文表記: Nanjing–Xi'an Railway)とは、江蘇省南京市の南京駅と陝西省西安市の新豊鎮駅を結ぶ、全長1075.69kmの鉄道路線である。
寧西線 | |
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基本情報 | |
国 | 中華人民共和国 |
起点 | 南京駅 |
終点 | 西安駅 |
運営者 | 中国国家鉄路集団 |
路線諸元 | |
路線距離 | 1,075.69 km |
軌間 | 1,435 mm |
線路数 | 単線、複線 |
電化方式 |
交流25kV (合肥-永寧鎮間及び南陽-新豊鎮間) |
寧西線 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 寧西鐵路 |
簡体字: | 宁西铁路 |
拼音: | Níngxī Tiělù |
発音: | ニンシー ティエルー |
英文: | Nanjing–Xi'an Railway |
寧西の寧は南京の古名である江寧から、西は西安の西からとられている。
概要
編集寧西線は中国国鉄の主要幹線である「八縦八横」の一つであり、南京と西安を直結する路線として計画された。東の起点は江蘇省南京市で、途中安徽省合肥市、六安市、河南省信陽市、南陽市、湖北省随州市を通過した後、秦嶺山脈を越えて陝西省に入る。陝西省に入った後、商洛市、渭南市を通り、西安市新豊鎮駅で隴海線と合流する。寧西線の終点は新豊鎮駅であるが、全ての列車が隴海線に乗り入れて、西安駅まで直通運転を行う。
寧西線の工事は、まず新豊鎮~合肥間(全長967.6km)から始められ、2000年5月28日に建設が開始され、2004年1月7日に正式に開通した。第二期工程は合肥~南京間で、2005年7月21日に建設が開始され、2008年4月18日に開通した。その後、2009年4月18日からは新豊鎮~合肥間で複線化工事が開始された。
寧西線は江蘇省内を約26km、安徽省内を約240km、湖北省内を約18km、河南省内を約531km、陝西省内を約155km通過する。そのうち南京駅~葉集駅間は上海局、祖師廟駅~小林駅間は武漢局、月亮店駅~富水駅間は鄭州局、商南駅~新豊鎮駅間は西安局の管轄となる。
接続路線
編集関連項目
編集- G312国道
- 寧西線と並行している国道