山岸 謙太郎(やまぎし けんたろう)は、日本映画監督長野県須坂市出身。

2018年7月 監督近影

人物 編集

自主制作映画チーム ProjectYamaken[1]の代表兼監督として横浜市を拠点に活動を行いながら、近年では全国のイオンシネマズにて公開された「ぼくらは動物探検隊富士サファリパークで大冒険」など商業作品も手がける。

来歴 編集

2007年公開の「キヲクドロボウ」は、自主制作映画にもかかわらず、10大映画祭の1つの上海国際映画祭パノラマ部門で入賞。同作品は他にもハンブルク日本映画祭、京都国際映画祭など数多くの映画祭で上映され、マスコミに取り上げられる。2012年、アクションムービーコンペ2012にて短編映画東京無国籍少女」が審査員長賞を受賞。同コンペの審査員長である押井守監督(代表作:機動警察パトレイバー攻殻機動隊)により劇場長編作品としてリメイクされ話題となった。

映画監督に限らずPlayStation 3専用ソフト「みんなのGOLF 5」のオープニングムービーやNHK製作ドキュメンタリー「Forbidden Kyoto」シリーズ、「警視庁PRビデオ」などに制作スタッフとして参加。吉本芸人が映画監督としてショートフィルムを制作する「SoftBank お笑いLIFE ショートフィルムチャンネル」では、映画監督アドバイザーとしてピースの又吉直樹など、芸人監督のサポートもしている。

2017年人気劇団・劇団6番シードとタッグを組んだ長編映画「Dプロジェクト」を製作。小劇場のお客さんとの近さを映画に取り入れ、観客と創っていく新しいスタイルの映画制作に挑んでいる。最新作は2018年3月31日「三十路女はロマンチックな夢を見るか?」[2](主演:武田梨奈)。

主な作品 編集

映画監督作品 編集

  • 逃想少年(2002年)-製作総指揮・脚本
  • キヲクドロボウ(2007年)
  • イヤータグ(2011年)-脚本兼任
  • 東京無国籍少女(2012年)
  • サムライゾンビ・フラジャイル(2013年)[3]
  • 終焉少女 Last Girl Standing(2013年)
  • 鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ(2014年)
  • ぼくらは動物探検隊 ~富士サファリパークで大冒険(2014年)-脚本兼任
  • 三十路女はロマンチックな夢を見るか?(2017年)-脚本・合成兼任
  • アリスインデッドリースクール・アジタート(2017年)[4]
  • Dプロジェクト(2016年~2018年)

プロデュース 編集

ミュージック・ビデオ 編集

ゲーム 編集

  • Root Film ルートフィルム(2020年春、角川ゲームス) - 本人 役[6]

脚注 編集

  1. ^ ProjectYamaken(プロジェクトヤマケン)
  2. ^ 毎日新聞|須坂出身・山岸謙太郎監督の作品上映
  3. ^ 短編映画『サムライゾンビ・フラジャイル』5月31日より下北沢トリウッドにて上映”. 映画「サムライゾンビ・フラジャイル」公式サイト. 2019年6月14日閲覧。
  4. ^ アリスインデッドリースクール・アジタート”. アリスインデッドリースクール・アジタート. 2019年6月14日閲覧。
  5. ^ アリスインアリス 『武将降臨OVER AGAIN』 PV (FULL) - YouTube 2015年5月10日
  6. ^ 『Root Film(ルートフィルム)』にネゴシックスさん、しまねっこ、山岸謙太郎氏が本人役で登場。藤田勇紀さん、松原夏海さんの出演も決定したよ”. ファミ通.com. 2019年11月8日閲覧。

外部リンク 編集