布袋町

日本の愛知県丹羽郡にあった町

布袋町(ほていちょう)は、かつて愛知県丹羽郡にあった

ほていちょう
布袋町
布袋町道路元標
布袋町道路元標
廃止日 1954年(昭和29年)6月1日
廃止理由 新設合併
丹羽郡布袋町古知野町葉栗郡宮田町草井村 → 江南市
現在の自治体 江南市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
丹羽郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 7.16 km2.
総人口 10,397
(愛知県郡市町村勢要覧[1]、1950年10月1日)
隣接自治体 丹羽郡古知野町岩倉町大口村千秋村東春日井郡小牧町
布袋町役場
所在地 愛知県丹羽郡布袋町大字小折4095
座標 北緯35度19分08秒 東経136度52分17秒 / 北緯35.31894度 東経136.87131度 / 35.31894; 136.87131座標: 北緯35度19分08秒 東経136度52分17秒 / 北緯35.31894度 東経136.87131度 / 35.31894; 136.87131
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現在の江南市の南部である。

歴史

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戦国時代生駒屋敷は、布袋町内の小折(現・江南市小折町)に所在し、織田信長の側室吉乃及び長男織田信忠、次男織田信雄、長女徳姫(五徳)は生駒屋敷にて出生したと言われている。

江戸時代は、ほとんどが尾張藩領であった。明治以後、丹羽郡役所他の行政機関が置かれ、丹羽郡の中心となった。現在でも江南警察署(旧布袋町大字木賀=江南市木賀町)、江南保健所(旧布袋町大字小折=江南市布袋町)などは江南市制前の布袋町の区域内に所在するが、現在の江南市役所本庁は江南駅(旧・古知野駅)近隣の赤童子町(旧・古知野町大字赤童子)に所在し、布袋駅前の布袋ふれあい会館内に江南市役所布袋支所がある。

  • 1878年(明治11年) - 丹羽郡小折村が分離し、小折村(現在の江南市小折町など)と布袋野村(現在の江南市布袋町など)になる。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 丹羽郡小折村、布袋野村、五明村、曾本村が合併し、小折村になる。
  • 1894年(明治27年)11月26日 - 小折村が町制施行し、布袋町になる。
  • 1906年(明治39年)5月1日 - 丹羽郡布袋町に秋津村の一部(旧・安良村、寄木村、東大海道村、力長村、今市場村)、栄村の一部(旧・木賀村、中奈良村)が編入される。秋津村の残りの部分(山王・石枕・尾崎・北野)及び栄村赤童子はこのとき古知野町に編入され、昭和29年の合併により江南市の一部となった。
  • 1912年(大正元年)8月6日 - 名鉄犬山線開業。布袋駅設置。
  • 1922年(大正12年)3月24日 - 大字小折(現・江南市北山町)に丹羽高等女学校(現・尾北高校)開校。
  • 1935年(昭和10年)1月 - 大字小折(現・江南市布袋町)に愛北病院(現・江南厚生病院の前身の1つ)開院
  • 1954年(昭和29年)6月1日 - 丹羽郡古知野町葉栗郡宮田町草井村と合併し江南市が発足。同日布袋町廃止。

なお、「江南市布袋町」は昭和後期までは「布袋町大字小折」を経て「江南市大字小折」に含まれており、「大字小折」の分割による町名変更に際して小折町、北山町などと同時期に「布袋町」となった。

交通

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学校

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町立の小中学校は「布袋町立」が「江南市立」に変わった以外には校名の変更無く、江南市に継承されている。

脚注

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  1. ^ 愛知県総務部統計課 1951年10月刊行

関連項目

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外部リンク

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