幻覚アレルギー
幻覚アレルギー(GENKAKU ALLERGY、げんかくアレルギー)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。1991年10月にSCEANA(元かまいたち)と梶井“KAZZY”沙介(元かまいたち)が結成。
幻覚アレルギー | |
---|---|
出身地 | 日本 京都府 |
ジャンル | |
活動期間 | |
レーベル |
|
共同作業者 | |
メンバー |
ハードコア・パンクやパンク・ロックをベースにしたノイジーなサウンドで人気を博した[2]。1994年にメジャー・デビュー。1997年に活動休止。2006年12月3日に最終公演を行った(梶井は不参加)。
2020年、SCEANAが「幻覚」として再始動。
来歴
編集1991年10月、かまいたち解散後、次なるビジョンを模索していたSCEANAと梶井“KAZZY”沙介が新たな音楽の方向性を打ち出すために、幻覚アレルギーが結成される。
1992年4月、フリーウィルより1stアルバム『MOUTH TO MOUTH』をリリースし、インディーズチャートの初登場1位を飾る。
1994年3月、Invitationよりメジャー1stアルバム『PSYCHE:DELIC』をリリースしメジャー・デビュー[3]。
1996年、自主レーベル"OLD FASHION"設立。
1997年初頭、活動休止。
2006年12月3日、突如、1日だけの再結成で「幻覚アレルギー 最終公演」と銘打ったライブを目黒鹿鳴館で行った(梶井は不参加、サポートメンバーを起用)。この公演は『THE ILLUSION ALLERGY』として2007年にDVDリリースされた[2]。
メンバー
編集- Vocal:SCEANA(かまいたち→幻覚アレルギー,
死異汝紋危異 →OCTOPUS CULT→alien 9 ball→THE SPLATTERS→かまいたち→はちゃめちゃ狂バンド→幻覚) - Guitar:梶井“KAZZY”沙介(かまいたち→幻覚アレルギー→引退)
サポートメンバー
LIVE
編集- SPRING ALLERGY TOUR 1992(1992年5月)
- 1992年8月8日 名古屋CLUB DIAMOND HALL「一撃必殺舞踏会 Vol.2」
- NOISEアレルギーxxx TOUR(1992年10月)
- 1993年12月2日 クラブチッタ川崎
- TOUR Acid:eLic 94(1994年4月-5月)
- TOUR TRASH LIVE(1994年11月・1995年1月)
- 1995年7月2日 目黒鹿鳴館「NOISE TRANCE NIGHT」
- 1995年12月27日 熊谷VOGUE「NEVER MIND THE BOLLOCKS 1995」
- BOLLOCKS TO EVERYONE 1996 TOUR(1996年2月-3月)
- BOLLOCKS TO EVERYONE 1996 TOUR FINAL(1996年4月)
- 1996年7月3日 新宿ロフト「DANCE MACABRE SHOW」
- 1996年9月15日 難波W'OHOL「DANCE MACABRE SHOW」
- 2006年12月3日 目黒鹿鳴館「最終公演」
ディスコグラフィ
編集アルバム
編集- Mouth to Mouth(1992年4月21日 Free-Will Records FWR-013CDL)
- 2002年再発・INDIES SUMMIT HISTORY(2002年9月25日 Tears Music TEBA-035)
- PSYCHE:DELIC(1994年3月30日 Invitation VICL-510)
- 初回プレス限定仕様BOX SET(VIZL-17):VHS「ANGEL DUST」MUSIC VIDEO、フォトブック封入。
- JAPANESE TRASH(1994年12月16日 Invitation VICL-613)
- 「D」のススメ(1996年2月21日 Invitation VICL-739)※KEN(ex.ZI:KILL)プロデュース
デモCD
編集- 1992 DEMO(2002年 black lagoon records BLCD-20725)
- 3曲入りCD。alien 9 ball各ライブ会場販売。
- コレクターズ1992デモ(2021年 fuckoff records)
- 7曲入りCD。『1992 DEMO』3曲+4曲入り。
配布
編集- カセットテープ
- NEVER MIND THE BOLLOCK
オムニバスアルバム
編集- 京都狂奏音楽会(1996年12月16日 reveil TCCN-25026)
- 幻覚アレルギー3曲、しいもんきい3曲、DECAMERON6曲収録。
写真集
編集- NOISEアレルギー×××[4](1992年11月10日 立東社) - 3曲入CD付写真集
映像作品
編集- VHS
- Rockin'f PRESENTS ZETA NO.12 幻覚アレルギー SPECIAL(1992年7月30日 立東社)
- 1992年5月31日 SPRING ALLERGY TOUR 1992 日清パワーステーションのライブ(7曲)and others、30分収録。Drums:KIMURA。
- DANCE MACABRE SHOW(1996年9月30日 OLD FASHION ODFV-001)後にDVD化
- 1996年7月3日 DANCE MACABRE SHOW 新宿ロフトのライブ収録。7曲入り。Drums:NOB。
- タイトル不明(裏ジャケ BOLLOCKS TO EVERYONE TOUR)(2001年 black lagoon records OCTV-10815)
- 1996年4月4日 BOLLOCKS TO EVERYONE 1996 TOUR FINAL 名古屋CLUB QUATTROのライブ収録。
- タイトル不明(裏ジャケ BOLLOCKS TO EVERYONE TOUR)(black lagoon records OCTV-10816)
- 1996年4月8日 BOLLOCKS TO EVERYONE 1996 TOUR FINAL 新宿POWER STATIONのライブ収録。
- OFFICIAL BOOTLEG Vol.1
- 1996年4月5日 BOLLOCKS TO EVERYONE 1996 TOUR FINAL 難波W'OHOLのライブ収録。
- LIVE BOOTLEG DANCE MACABRE SHOW 1996.09.14 at KYOTO MUSE HALL(2002年 black lagoon records BLVC-20726)
- 1996年9月14日 DANCE MACABRE SHOW 京都MUSE HALLのライブ収録。alien 9 ball各ライブ会場販売。
- LIVE BOOTLEG DANCE MACABRE SHOW 1996.09.15 at OSAKA W‘OHOL(2002年 black lagoon records BLVC-20727)
- 1996年9月15日 DANCE MACABRE SHOW 難波W'OHOLのライブ収録。alien 9 ball各ライブ会場販売。
- DVD
- THE ILLUSION ALLERGY(2007年3月14日 BLACK LAGOON RECORDS GADV-1)
- 2006年12月3日 目黒鹿鳴館「最終公演」ライブを収録、11曲入り。Drums:NOB
- KAZZYは不参加。
- DANCE MACABRE SHOW(2007年11月20日 BLACK LAGOON RECORDS)
- 1996年発売VHS「DANCE MACABRE SHOW」のDVD化。7曲+ボーナストラック5曲入り。
- 青紫ジャケット、赤紫ジャケットの2種あり(収録内容は同一)。
- BOLLOCKS TO EVERYONE(2007年11月20日 BLACK LAGOON RECORDS)CD付
- 1996年3月4日 BOLLOCKS TO EVERYONE 1996 TOUR 京都MUSE HALLのライブを収録、16曲入り。Drums:キムラヨシアキ。
- CDは1996年7月3日 DANCE MACABRE SHOW 新宿ロフトのライブを収録、11曲入り。Drums:NOB。
- オレンジジャケット、水色ジャケットの2種あり(収録内容は同一)。
上記DVD3作品、タワーレコード限定2008年11月19日発売もされた。
- 幻覚アレルギーDVD第一弾
- 不明
- 幻覚アレルギーDVD第二弾
- 不明
- 幻覚アレルギーDVD第三弾
- 1994年11月18日 TRASH TOUR 1994 京都MUSE HALL、1992年 NOISEアレルギー1992のライブを収録。
- SPRING ALLERGY TOUR 1992 京都MUSE HALL(2024年10月27日 fuck off records FODV-003)
- 1992年5月11日 京都MUSE HALL。14曲入り、54分。
関連書籍
編集幻覚
編集幻覚 | |
---|---|
出身地 | 日本 |
活動期間 | 2020年 - |
レーベル | fuckoff records |
メンバー |
|
旧メンバー |
|
2019年12月25日、2020年に「幻覚」として再始動させることを発表[5]。当初はSCEANA一人であったが、2020年2月20日にSCEANA(Noise)、Shu(Guitar)、RIKI(Bass)、NOB(Drums)のラインナップがSNSで明らかにされた。その後、2022年3月にSEIICHI (Bass)を迎え入れ、ライブDVD『始動。』をリリース。2023年8月にHINA(Drums)を迎え入れ、セルフカヴァー・ミニ・アルバム『KILL MOTHER FUCKER』をリリースした[6]。
- メンバー
- Noise:SCEANA
- Guitar:Shu(TSP)2020年参加
- Bass:Seiichi(OXYMORPHONN / ex.ZI:KILL / ex.CRAZE)2022年3月参加
- Drums:HINA(TSP)2023年8月参加
- 過去のメンバー
- BASS:RIKI ※2020年始動時メンバー
- Drums:NOB ※2023年1月28日 新宿club SCIENCEまで
LIVE
編集2020年4月4日 目黒鹿鳴館 「幻覚」始動。延期2020年7月25日 目黒鹿鳴館 「幻覚」始動。中止- 2020年7月25日 目黒鹿鳴館 ビデオコンサート(約30分 7曲[7])
- 2022年8月26日 新宿club SCIENCE 「幻覚」始動。 ※1stライブ
- 2022年11月3日 新宿club SCIENCE 「幻覚」始動。 追加公演
- 2023年1月28日 新宿club SCIENCE 幻覚308・ダークイズムアレルギー ※幻覚 BALZAC 2マンライブ
- 2023年8月26日 京都MOJO KILL MOTHER FUCKER ※ミニアルバム“kill mother fucker”発売GIG
- 2023年9月16日 高円寺High KILL MOTHER FUCKER ※ミニアルバム“kill mother fucker”発売GIG
- 2023年10月28日 京都MOJO 幻覚308・ダークイズム"ハロウィン"アレルギー ※幻覚 BALZAC 2マンライブ
- 2024年2月11日 名古屋RAD SEVEN 幻覚308・ダークイズム "バレンタイン" アレルギー ※幻覚 BALZAC 2マンライブ
- 2024年4月27日 高円寺High ※DVD発売記念gig
- 2024年11月2日 高円寺High 「recall」 ※ミニアルバム発売gig
- 2024年11月17日 BuzzFront Yokohama ROTTENGRAFFTY pre. 俺達の夜明け ※ROTTENGRAFFTY 幻覚 KYONO BAND 3マンライブ
ディスコグラフィ
編集映像作品
編集- DVD
- We ROCK DVD 幻覚 SPECIAL 2022.8.26=幻覚‘‘始動’’LIVE(WeROCKVol.091 2022年11月号特別付録)7曲収録
- 始動。(2023年1月28日、FUCKOFF RECORDS FODV-0001)
- 幻覚の1stライブ、2022年8月26日新宿club SCIENCE「幻覚」始動。を収録。全17曲入り、71分。
- 初回購入特典(会場、通販):DVD-R。
- kill mother fucker(2024年4月20日通販発売、FUCKOFF RECORDS FODV-002)
- 2023年9月16日高円寺Highワンマンライブを収録。15曲入り、68分。
- 通販特典:ミニステッカー(数量限定)
アルバム
編集- KILL MOTHER FUCKER(2023年8月26日 FUCKOFF RECORDS FOR-003CD)セルフカヴァーミニアルバム
- 初回購入特典(会場、通販):DVD-R。
- recall(2024年11月2日会場発売)※幻覚オフィシャル通販先行予約は10月発送。
シングル
編集- 幻覚 BALZAC
- SPLIT CD『幻覚308』
- SPLIT CD『幻覚308』完全限定プレス盤 通常盤(2023年10月28日 京都MOJO)
- SPLIT CD『幻覚308』完全限定プレス盤 特別限定パッケージ(2023年10月28日 京都MOJO)
- SPLIT CD『幻覚308』7インチシングルサイズジャケット(2023年2月11日 名古屋RAD SEVEN)
- SPLIT CD『幻覚308』スリムプラケース(2023年2月11日 名古屋RAD SEVEN)
- SPLIT CD『幻覚308』
配布
編集- DVD-R
- ミニアルバム『KILL MOTHER FUCKER』特典 5種
- 特典1「MORE DEEP」(2023年1月28日新宿club SCIENCE「幻覚308・ダークイズムアレルギー」)※2023年8月26日 京都MOJO会場購入特典
- 特典2「植物人間」「JAPANESETRASH」(幻覚アレルギー 1995年7月2日 目黒鹿鳴館「NOISE TRANCE NIGHT」)※2023年8月26日 京都MOJO会場購入特典
- 特典3「ケミカルクラッチ」(2023年1月28日新宿club SCIENCE「幻覚308・ダークイズムアレルギー」)※2023年9月16日 高円寺High会場購入特典
- 特典4「HALLUCINOGENIC」「NO PEACE NO」(幻覚アレルギー 1995年7月2日 目黒鹿鳴館「NOISE TRANCE NIGHT」)※2023年9月16日 高円寺High会場購入特典
- 特典5「ロマンティスト」「オルゴール」(幻覚アレルギー 1995年7月2日 目黒鹿鳴館「NOISE TRANCE NIGHT」)※通販購入予約特典(当時)
- DVD『始動。』特典 3種
- ANGEL DUST(2022年11月3日 新宿club SCIENCE 「幻覚」始動。 追加公演)※2023年1月28日新宿クラブ・サイエンス先行発売購入特典
- Chameleon Blues Pop(2022年11月3日 新宿club SCIENCE「幻覚」始動。追加公演)※幻覚オフィシャルサイト予約特典(当時)
- DEBUT(2022年11月3日 新宿club SCIENCE 「幻覚」始動。追加公演)※WeROCK STORES!通販購入予約特典(当時)
- 「2024年4月27日高円寺High」公演 e+前売りチケット購入特典(※会場入場時引き換え)
- DVD『kill mother fucker』に未収録の1曲入りDVD-R
その他
編集- 幻覚308ガチャ
- 2023年10月28日 京都MOJO
- 2023年2月11日 名古屋RAD SEVEN
写真展
編集- 幻覚×BALZAC 写真展「幻覚308」(2024年2月11日・12日、名古屋 IF I FEEL)入場無料 / 入場者先着プレゼント:非売品ポストカード
メディア
編集- WeROCK Vol.075
- WeROCK Vol.089
- WeROCK Vol.091
- WeROCK Vol.092
- WeROCK Vol.097
脚注
編集出典
編集- ^ a b c Genkaku Allergy reviews, music, news - sputnikmusic・2016年8月15日閲覧。
- ^ a b “幻覚アレルギー/THE ILLUSION ALLERGY [DVD]”. CDJournal. 2015年8月10日閲覧。
- ^ “幻覚アレルギー / サイケデリック [廃盤]”. CDJournal. 2015年8月10日閲覧。
- ^ amazon、e-hon、7netshopping等のオンラインストアでは、「幻覚アレルギー 勃発 刺激物 存在 異常 衰弱 現象」というタイトルで取り扱われている。
- ^ 幻覚 (@genkakuoffical/status/1209625189354360832) - X(旧Twitter)
- ^ “幻覚 ミニ・アルバム『KILL MOTHER FUCKER』”. Jackup Co.,Ltd.. 2024年1月12日閲覧。
- ^ 内容は、幻覚アレルギー 1995年7月2日 目黒鹿鳴館「NOISE TRANCE NIGHT」。1.植物人間 2.JAPANESE TRASH 3.HALLUCINOGENIC 4.NO PEACE NO 5.MERRY-GO-ROUND 6.NOISE現象 7.SPEEDアレルギー を上映。
外部リンク
編集- 幻覚アレルギー
- sceana 公式ウェブサイト(インターネット・アーカイブ)
- 幻覚アレルギー紹介ページ(インターネット・アーカイブ)
- 徳間商店 幻覚アレルギーCD,DVD通信販売ページ(インターネット・アーカイブ)
- 幻覚
- 417channel
- 幻覚 (@genkakuoffical) - X(旧Twitter)
- 幻覚 (@genkakuofficial) - Instagram