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画像提供依頼:南勢分署の画像提供をお願いします。2016年3月

志摩広域消防組合(しまこういきしょうぼうくみあい)は、三重県志摩市度会郡南伊勢町の旧南勢町地域を管轄区域とする消防組合。旧志摩郡5町(阿児町磯部町大王町志摩町浜島町)及び旧度会郡南勢町により組織された。消防本部の名称は、志摩広域消防組合消防本部

志摩広域消防組合
Head office of Shima-area fire department in May 2016.jpg
情報
設置日 1973年4月1日
管轄区域 志摩市南伊勢町(旧南勢町域)
管轄面積 289.50km2
職員定数 140人(2011年4月1日現在)[1]
消防署数 1
分署数 5
出張所数 0
分遣所数 0
所在地 517-0501
三重県志摩市阿児町鵜方3080
法人番号 7000020248851
リンク 志摩広域消防組合
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目次

概要編集

  • 主力機械(1996年8月1日現在)

消防本部の新築移転計画とその変更編集

2012年現在使用されていた志摩広域消防組合消防本部兼志摩消防署庁舎は、車庫耐震基準を満たしていないほか、他の建物も老朽化していた[2]。更にハザードマップ上では浸水エリアに含まれていないが、標高は11mしかなく、想定外の大津波による被害も考えられる上、災害発生時に119番通報が殺到した際に円滑に処理することのできる消防指令システムも保有していない[2]。こうした事情を踏まえ、消防本部兼消防署を2014年(平成26年)度末を目標に新築移転する方針が打ち出された[2]。候補地は志摩市の所有する長沢グラウンド(志摩市阿児町神明、標高30m)が有力視されており、新庁舎には高機能の消防指令システムと志摩市の防災システムを導入する予定であるとの報道がなされた[2]

ところが、2012年(平成24年)12月21日、志摩市議会は「長沢グラウンドを廃止していいのか」などの意見を提示し、移転場所として承認しなかった[3]。その結果、同じ敷地内に新築する方針に転換し、2014年(平成26年)7月16日に工事を開始、消防業務を継続しながら工事を進め、2016年(平成28年)2月25日に新庁舎が完成した[4]。新庁舎の竣工式は第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)開催の都合で延期し、8月6日にようやく挙行した[5]

新庁舎の総工費は18億円で、5階建ての庁舎には従来なかった女性職員用の仮眠室・シャワー室を設け、災害時などに72時間稼働可能な自家発電システムや、119番通報を円滑に処理する通信指令システムを導入した[5]。庁舎は伊勢志摩サミットの統括警戒本部として利用され、東京消防庁など日本各地から派遣された消防職員が詰めた[5]

沿革編集

 
志摩広域消防組合消防本部・志摩消防署旧庁舎(2010年2月撮影)
  • 1972年(昭和47年)10月1日 - 磯部分署庁舎が完成。
  • 1973年(昭和48年)4月1日 - 阿児町、磯部町、大王町、志摩町、浜島町、南勢町の6町により志摩広域消防組合が発足。1本部1署5分署体制で業務開始。浜島分署は旧浜島真珠会館を使用。
  • 1974年(昭和49年)2月1日 - 消防本部及び志摩消防署の旧庁舎が完成。
  • 1974年(昭和49年)2月5日[6]または2月7日[7] - 南勢分署の新庁舎が完成。
  • 1979年(昭和54年)3月6日 - 大王分署の新庁舎が完成。
  • 1982年(昭和57年)12月1日 - 志摩広域地域救急医療情報センター業務開始。
  • 1985年(昭和60年)4月1日 - 志摩広域消防組合消防審議会発足。
  • 1993年(平成5年)11月1日 - 志摩分署の新庁舎が完成。
  • 2004年(平成16年)3月24日 - 浜島分署の新庁舎が完成。翌日より新庁舎での業務開始[8]
  • 2004年(平成16年)10月1日 - 志摩郡5町が合併して志摩市となり、引き続き当組合に加入。
  • 2005年(平成17年)10月1日 - 南島町と南勢町が合併して南伊勢町となり、旧南勢町地域のみ引き続き当組合に加入。
  • 2016年(平成28年)
    • 2月25日 - 消防本部及び志摩消防署の新庁舎が完成[4]。石吉・坂下特定建設工事共同企業体(石吉組と坂下工務店)が施工した[4]
    • 8月6日 - 消防本部及び志摩消防署の新庁舎の竣工式を挙行[5]

組織編集

  • 管理者:1名、副管理者:1名、収入役:1名
    • 組合議員:18名
    • 監査委員:2名
  • 消防本部 - 総務課、消防課
  • 消防署

消防署編集

消防署 所在地 分署 所在地 画像
志摩消防署 志摩市阿児町鵜方3080 志摩 志摩市志摩町布施田1674  
南勢 度会郡南伊勢町船越360-2  
大王 志摩市大王町波切1733  
磯部 志摩市磯部町迫間21  
浜島 志摩市浜島町浜島1118-9  

脚注編集

  1. ^ 三重県防災危機管理部消防・保安室"三重県防災危機管理部/三重県内の消防本部の概要"(2012年1月17日閲覧。)
  2. ^ a b c d 飯田(2012):17ページ
  3. ^ 西崎甚吾 (2013年1月). “西甚報告”. 2016年5月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年5月10日閲覧。
  4. ^ a b c 完成しました!消防本部庁舎等建設工事(建築工事)”. 石吉組. 2016年5月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年5月10日閲覧。
  5. ^ a b c d 安永陽祐「志摩消防庁舎を披露 指令システムなど強化」中日新聞2016年8月7日付朝刊、伊勢志摩版26ページ
  6. ^ 『阿児町史』(平成12年発行)での記載。
  7. ^ 『南勢町誌』(昭和60年発行)での記載。
  8. ^ 中日新聞 2004年3月25日 朝刊 伊勢志摩版の記事より。

参考文献編集

  • 『阿児町史』(平成12年3月15日発行、編集:阿児町史編纂委員会、発行:阿児町)
  • 『磯部町史 上巻』(平成9年9月1日発行、編集:磯部町史編纂委員会、発行:磯部町)
  • 『浜島町史』(平成元年10月1日発行、編纂:浜島町史編さん委員会、発行:浜島町教育委員会)
  • 『南勢町誌』(昭和60年11月3日発行、編纂:南勢町誌編さん委員会、発行:三重県度会郡南勢町)
  • 飯田竜二「志摩広域消防組合 本部を移転新築へ 候補に阿児の高台 14年度末完成目指す」中日新聞2012年1月6日付朝刊、広域三重17ページ

関連項目編集

外部リンク編集