愛加那

愛加那

愛加那(あいかな/あいがな、天保8年(1837年)ー明治35年(1902年)8月[1])は、西郷隆盛安政の大獄により、奄美大島に流罪となった時の島妻。当時の薩摩藩の藩法で島滞在中だけの妻となり、約3年間を西郷と共に過ごす。

奄美大島・龍郷の名家である家(1726年に田畑姓を与えられ、1785年に龍に改姓)の龍為志(りゅう・ためし)の娘[1]

『田畑家家譜』等によると、元々田畑家・龍家は奄美大島本島の支配者・笠利(かさり)氏を名乗り、本祖である為春(ためはる、1482年-1542年)は琉球の尚稷王(しょう・しょくおう、1434年没)の孫とされる。田畑家・龍家は家祖以来、明治維新まで奄美の為政者として存続する。

また上記家譜や『鹿児島外史』によると、田畑家・龍家の先祖笠利氏は源為朝の嫡流であるとされている。

愛加那の母は枝加那(えだかな/えだがな)。異母兄弟を含め5人兄弟の4番目(次女)。幼名は於戸間金(おとまがね/おとまがに)。「於」は尊称、「金」は加那の古称なので、名は「とま」。結婚時に西郷が「愛」の名を与え、愛加那と名を変える(愛子とも云われる)。

西郷との間に生まれた長子は西郷菊次郎。娘の菊草(きくそう)は大山誠之助(大山巌の弟)の妻となった[1]

目次

参考文献編集

  • 木原三郎他 『西郷のアンゴ(島妻)―愛加那』 みずうみ書房 1990年 ISBN 978-4838015474
  • 大江修造 『明治維新のカギは奄美の砂糖にありー薩摩藩 隠された金脈』 アスキー新書 2010年 ISBN 978-4048684101

登場作品編集

主なテレビドラマ

脚注編集

外部リンク編集