慶應義塾看護短期大学

日本の私立大学

慶應義塾看護短期大学(けいおうぎじゅくかんごたんきだいがく、英語: Keio Junior College of Nursing[1] )は、東京都新宿区信濃町35[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1988年に設置され、2003年に廃止された。大学の略称は慶應看護。

慶應義塾看護短期大学
旧:看護短期大学 (慶應義塾大学信濃町キャンパス内)
旧:看護短期大学
(慶應義塾大学信濃町キャンパス内)
大学設置 1988年
創立 1917年
廃止 2003年
学校種別 私立
設置者 学校法人慶應義塾
本部所在地 東京都新宿区信濃町35[注釈 1]
学部 看護学科
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概要

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大学全体

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建学の精神(校訓・理念・学是)

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  • 慶應義塾看護短期大学の学是は「独立自尊の人格を育成し、人命尊重の理念に基づき看護に必要な高度の学術を習得させるとともに、広く社会の福祉に貢献する女子人材の育成を目的とする」となっていた。

教育および研究

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  • 慶應義塾看護短期大学は看護に特化した教育が行われて、慶應義塾大学病院での臨床実習が取りいれられていた。

学風および特色

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  • 慶應義塾看護短期大学は1988年の設置と至って新しい方だが、北里柴三郎による看護婦養成所に端を発することから看護教育の伝統と実績の上で設置された短大といえる。
  • 厚生女子学院の伝統を受継いでいたことから、学生は女子のみとなっていた。

沿革

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戦前の看護婦養成所

基礎データ

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所在地

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象徴

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  • 慶應義塾看護短期大学のカレッジマークは慶大と同様、ペンをイメージしたものとなっていた[15]
  • 大学歌は慶應義塾塾歌となっていた。ほか、「慶應義塾看護婦の歌」があった[16]

教育および研究

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組織

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学科

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  • 看護学科 入学定員100名[注 4] 

専攻科

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  • なし

別科

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  • なし

取得資格について

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  • 言うまでもなく看護師受験資格が得られるように設定されていた。

研究

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  • 『慶応義塾看護短期大学紀要』[1]

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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  • 慶應義塾看護短期大学の学園祭は「四谷祭」と呼ばれ、医学部と合同で行われていた[19]

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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施設

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キャンパス

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  • 短大のキャンパスは医学部のある信濃町キャンパス内に設置されていた。造りは鉄筋5階建て[20]

対外関係

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系列校

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卒業後の進路について

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就職について

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編入学・進学実績

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注釈

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注釈グループ

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  1. ^ a b 看護医療学部開設後は、3年次および4年次の一部がかつての短大のキャンパスがあった信濃町キャンパスにて看護教育が行われている。1〜2年次、4年次の一部は環境情報学部や総合政策学部と同じ湘南藤沢キャンパスにてそれが行われている。
  2. ^ a b 平成13年度より学生募集停止[5][注 2]

補足

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  1. ^ 出典[3][4]
  2. ^ 慶應義塾大学看護医療学部へ転換のため。
  3. ^ 現在の文部科学省
  4. ^ 最終募集となった2000年における体制[17]

出典

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参考文献

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全国学校総覧

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全国短期大学高等専門学校一覧

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蛍雪時代

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短期大学入学案内冊子

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  • 慶應義塾看護短期大学『慶應義塾看護短期大学看護学科 学校案内』慶應義塾看護短期大学。 

その他

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関連項目

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外部リンク

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