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本来の表記は「断么九」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

断么九(断幺九、タンヤオチュー)とは、麻雀におけるのひとつ。么九牌(一九字牌)を一切使わず、中張牌(数牌の2〜8)のみを使って手牌を完成させた場合に成立する。1翻。断ヤオと略すことが多い。

概要編集

成立しやすく、他の役と複合しやすいため、立直平和とともに麻雀における基本の役と言われている。平和と複合した時は「タンピン」、タンヤオでリーチをかけた場合は「メンタン」、タンピンでリーチを掛けた場合は「メンタンピン」と呼ばれる。一方でタンヤオと複合可能なには門前役喰い下がり役が多いため、鳴いた場合は後述のクイタンが認められていても一変して安手になることが少なくない。しかしドラを絡ませることで、のみ手であっても高得点を狙える。

クイタンのありなし編集

副露したタンヤオはクイタンと呼ばれるが、クイタンを認めるかどうかは地域やルールによって異なっている。関東式のリーチ麻雀はクイタンを認めている場合が多く、地方に多い先付けルールではクイタンなしとしている場合が多い。先付けルールの中でも、「クイタンのみでは和了できないものの、他の役と複合すればクイタンの1翻を認める」「対々和の場合に限って、クイタンを認める」とするケースもある。ハンゲームなどのネット麻雀でも、クイタンありのルールとクイタンなしのルールが混在している(東風荘では第1東風荘はクイタンなしであったが、2009年7月のルール変更でクイタンありに統一された)。フリー雀荘ではクイタンありになっている場合が多いが、念のためメンバーや対戦相手に確認しておいたほうが無難である。

牌姿の例編集

(例)メンゼンのケース

             
  のシャンポン待ち。

(例)片和了のケース

             
待ちは  だが、 では役がないためあがれない。

(例)副露したケース/三色同順との複合

                   
  のシャンポン待ち。副露した三色同順の例である。三色はタンヤオと複合させやすく、かつ鳴いても消滅しない数少ない手役のひとつである。門前では合計3翻だが、鳴いてもクイタンありのルールでは二翻縛りに有効となる(ただしクイタンに縛りは認めないとするルールも一部で存在する)。クイタン無しの場合は三色のみの1翻止まり。

(例)対々和との複合

         ロン              
対々和は中張牌のみで作られた場合にはが上がりにくく、上記のような30符止まりの手も珍しくない。しかしクイタンが認められていれば1翻上乗せでき、点数の低下を防ぐことができる。

(例)清一色との複合

                   
    多面張となる喰い清一色の例。他の状況役やドラが載らない場合は、クイタンを認めるか否かで満貫と跳満の違いが出る。

ヤオの漢字について編集

「断ヤオ九」の「ヤオ」は幺の異体字で、「么」(公の2画目を取った字。数値文字参照 么)である。この文字はJIS X 0208に含まれていないが、JIS X 0213には含まれており、2-1-10の符号位置を与えられている。すべての日本語環境で表示できるわけではないので、記事名ではカタカナを用いている。ちなみに、字体の成り立ちの上では「公」との関係は無い。

関連項目編集