早崎瀬戸
島原半島と天草下島の間の海峡
概要編集
島原半島南部沿岸は起伏の激しい岩礁底が広がり、南端の瀬詰崎から対岸の天草下島まで 4.4 km ほどで、有明海の入口に位置することから、全国的に見ても潮流が早く日本三大潮流のひとつに数えられている。水深最大150m、潮流は最大8ノットと云われ、プランクトンの発生が活発で魚の餌の宝庫であることから、多くの魚種が集まる絶好の漁場が形成されている。おもに真鯛・アラカブ(カサゴ)・伊勢海老・ヒラメ・ブリ(ハマチ)・カワハギ・アジ・真ダコ・ミズイカ(アオリイカ)など。また、豊富な魚に集まるミナミバンドウイルカの群れも見られるため、最近ではイルカウォッチングも観光資源として定着している。