望月峯太郎
日本の漫画家 (1964-)
(望月ミネタロウから転送)
望月 峯太郎(もちづき みねたろう、1964年1月29日 - )は、日本の漫画家。神奈川県横浜市出身。男性。『東京怪童』以降、ペンネームを望月 ミネタロウと表記。
望月 峯太郎/望月ミネタロウ | |
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本名 | 望月 峯太郎 |
生誕 |
1964年1月29日(60歳) 日本 神奈川県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1985年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
代表作 |
『バタアシ金魚』全6巻 『座敷女』全1巻 『ドラゴンヘッド』全10巻 他 |
受賞 |
第21回講談社漫画賞 (『ドラゴンヘッド』) 第4回手塚治虫文化賞優秀賞 (『ドラゴンヘッド』) 第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞 (『ちいさこべえ』) 2016年(ACBD)2016ベストアジアBD受賞(『ちいさこべえ』) 2017年アングレーム国際漫画祭 シリーズ賞 受賞(『ちいさこべえ』) |
略歴
編集東京デザイナー学院卒業後、グラフィックデザインの仕事を始める。
1985年に『週刊ヤングマガジン』で、望月峯太郎としてデビュー。同年、『バタアシ金魚』を連載。
この時期はニューウェーブ作家として注目される。その作風は後の漫画家にも大きな影響を与えた。『バタアシ金魚』、『ドラゴンヘッド』、『鮫肌男と桃尻女』は映画化され、「お茶の間」はテレビドラマ化されている。
受賞歴
編集- 1997年、第21回 講談社漫画賞受賞(『ドラゴンヘッド』)
- 2000年、第4回 手塚治虫文化賞 マンガ優秀賞 受賞(『ドラゴンヘッド』)
- 2013年、第17回 文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞 受賞(『ちいさこべえ』)
- 2016年、フランスBD評論家協会(ACBD)「2016ベストアジアBD」受賞(『ちいさこべ』)
- 2017年、アングレーム国際漫画祭 シリーズ賞 受賞(『ちいさこべえ』)
作品リスト
編集- あにまるたち(『別冊アニメージュ SF COMICS リュウ』1981年5月号掲載) - 短編。高校時代の投稿作。望月みねたろう名義。
- GO-GO-キリング・マシーン(『別冊アニメージュ SF COMICS リュウ』1981年6月号掲載) - 短編。高校時代の投稿作。望月みねたろう名義。
- バタアシ金魚(『週刊ヤングマガジン』、全6巻)
- バイクメ〜ン(『週刊ヤングマガジン』、全4巻)
- お茶の間(『ミスターマガジン』、全3巻) - 『バタアシ金魚』の続編に当たる。
- 座敷女(『週刊ヤングマガジン』、全1巻)
- 鮫肌男と桃尻女(『ミスターマガジン』、全1巻)
- ドラゴンヘッド(1995年 - 2000年、『週刊ヤングマガジン』、全10巻)
- ずっと先の話(短編集)
- 万祝(『週刊ヤングマガジン』、隔週連載、全11巻)
- 東京怪童(『モーニング』、隔週連載、全3巻)※連載途中より望月ミネタロウ名義。コミックスは全て望月ミネタロウ名義。
- ズベルバー(2011年、アンソロジー「青春ヤンマガ」掲載)- 短編。「ヤングマガジン創刊30周年記念本」というアンソロジーのテーマとは関係なく、高校時代の投稿作と似た趣向のSF作品。
- ちいさこべえ(2013年 - 2015年、原作:山本周五郎、『ビッグコミックスピリッツ』、全4巻)※望月ミネタロウ名義。 - 『ちいさこべ』を時代設定変更した翻案作品。
- ショート・ボム!(2018年8月出版、短編集・電子書籍、ビッグコミックスピリッツ)
- 犬ヶ島 (2018年5月初出、『モーニング』) ※ウェス・アンダーソン監督によるストップモーション・アニメーション映画のコミカライズ。
- フレデリック(話:山川直人、『ビッグコミックオリジナル』2020年2号[1] - ) - 同名の絵本からのインスパイア作品[1]。
- 没有漫画 没有人生 ノーコミック ノーライフ(『ビッグコミックオリジナル』2022年3号[2] - 2023年18号[3]、全2巻) - 初のエッセイ漫画[2]。
出典
編集- ^ a b “望月ミネタロウ×山川直人、絵本「フレデリック」からインスパイアされた新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年1月4日) 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “「前科者」有村架純がBCオリジナルに登場、望月ミネタロウ初のエッセイマンガも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月20日) 2022年1月20日閲覧。
- ^ 「没有漫画 没有人生 ノーコミック ノーライフ 最終話「むぎ茶の"茶"」」『ビッグコミックオリジナル』2023年18号、小学館、2023年9月5日、302頁、ASIN B0CG6S7SXH。