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柳田 忠則(やなぎた ただのり、1946年11月10日 - )は、日本国文学者日本大学教授。元茨城県高等学校教諭。『大和物語』、『伊勢物語』の研究者として著名。茨城県出身。

目次

人物編集

  • 1968年日本大学文理学部国文学科を卒業、1971年、同大学大学院文学研究科国文学専攻を修了。学位は文学士(日本大学)、文学修士(日本大学)。
  • 茨城県内の高等学校の教諭(茨城県立取手第二高等学校など)を務めたのち、1989年から日本大学商学部の教職員として奉職。現在は、同大学で教授を務めているほか、同大学同学部図書館の副館長も務めている。
  • 伊勢物語』の異本に関する研究や、『大和物語』の研究を行い、著書も出版している。
  • 小論文添削などの指導も行っており、他の専門学校で非常勤講師を務めている。
  • 現在、日本大学商学部では、文学A・B、文章表現A・B、日本語を考える、日本文学を考える、総合科目研究Ⅰ・Ⅱ(日本文学の魅力)の講義を担当している。


研究テーマ編集

  • 『伊勢物語』の研究史
  • 『大和物語』の創作性(虚構性)

所属学会編集

著書編集

  • 『伊勢物語異本に関する研究』桜楓社1983年4月15日
  • 『校注大和物語』(新典社校注叢書5)新典社1988年4月20日
  • 『大和物語の研究』翰林書房1994年2月28日
  • 『真名本伊勢物語』(綾足校訂)翰林書房、1995年5月10日。(木村晟瀬尾邦雄と共著。)
  • 「『伊勢物語』と『万葉集』―物語形成の一面―」福井貞助[編]『伊勢物語―諸相と新見―』風間書房1995年5月28日。(担当ページ:333-354頁)
  • 国立歴史民俗博物館館蔵史料編集会[編]『貴重典籍叢書 文学篇 第16巻 物語―国立歴史民俗博物館蔵―』臨川書店1999年5月20日。(解題(594-607頁)を担当。)
  • 「『大和物語』覚書-『後撰集』との関わりの一面-」雨海博洋[編]『歌語りと説話』(新典社研究叢書102)新典社、1996年10月10日。(担当ページ:161-178頁)
  • 「総論編―大和物語―「平城天皇」関係章段」(151-158頁)、「文献編―大和物語―「伝本」(562-567頁)、「論文目録」(583-601頁)」(雨海博洋神作光一中田武司『歌語り・歌物語事典』勉誠社1997年2月10日
  • 「『伊勢物語』散佚本の本文について」王朝物語研究会[編]『論叢伊勢物語1-本文と表現-』新典社、1999年9月。
  • 「『伊勢物語』異本研究の現在」王朝物語研究会[編]『論叢伊勢物語2―歴史との往還―』新典社、2002年11月。
  • 『大和物語研究史』翰林書房、2006年11月10日
  • 『大和物語文献集成』(作品別研究文献2)新典社 、2011年10月14日

執筆論文編集

  • 「伊勢物語異本に関する一考察」日本大学国文学会『語文』34輯、41-51頁、1971年3月。
  • 「『参考伊勢物語』所引―為家本伊勢物語に関する覚書―」日本大学国文学会『語文』37輯、110-120頁、1972年3月。
  • 「泉州本伊勢物語をめぐって(1)」平安文学研究会『平安文学研究』50輯、47-59頁、1973年
  • 「泉州本伊勢物語をめぐって(2)」平安文学研究会『平安文学研究』52輯、25-33頁、1974年
  • 「泉州本伊勢物語をめぐって(3)」平安文学研究会『平安文学研究』54輯、47-63頁、1975年
  • 「泉州本伊勢物語をめぐって(4)」平安文学研究会『平安文学研究』57輯、71-85頁、1977年
    • 「泉州本伊勢物語をめぐって(1)~(4)」は、のちに『伊勢物語異本に関する研究』(桜楓社、1983年4月15日)の中に「泉州本伊勢物語をめぐって―中世における伊勢物語伝統の一様相―」(171-253頁)として収録。
  • 「最近における『大和物語』研究文献(1)―昭和41年1月より昭和47年12月に至る―」『茨城県立多賀高等学校紀要』第1集、?頁、1973年7月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の9-34頁に、そして、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の5-39頁に収録。)
  • 「大和物語の構成について―後半の章段を考察の対象として―」日本大学国文学会『語文』39輯、98-110頁、1974年3月31日。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の296-316頁に収録。)
  • 「最近における『大和物語』研究文献(2)―昭和48年1月より昭和50年12月に至る―」『茨城県立取手高等学校紀要』第7号、?頁、1976年3月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の35-53頁に、そして、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の40-63頁に収録。)
  • 「伝為氏筆本伊勢物語における識語の問題点(Ⅰ)」日本大学国文学会『語文』42輯、97-109頁、1976年11月30日
  • 「伝為氏筆本伊勢物語における識語の問題点(Ⅱ)」日本大学国文学会『語文』44輯、75-83頁、1978年3月25日
  • 「大和物語における在原業平関係章段について」解釈学会『解釈』第24巻第4号、?頁、1978年4月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の457-480頁に収録。)
  • 「大和物語についての一考察―「あけぬとていそぎもぞする逢坂の霧たちぬとも人にきかすな」歌考―」平安文学研究会『平安文学研究』60輯、?頁、1978年、11月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の399-423頁に収録。)
  • 「鈴鹿本大和物語考(上)」日本大学国文学会『語文』46輯、65-78頁、1978年12月。
  • 「鈴鹿本大和物語考(下)」日本大学国文学会『語文』49輯、18-30頁、1979年12月。
    • 「鈴鹿本大和物語考(上)、(下)」は、のちに『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の147-191頁に収録。
  • 「伊勢物語の伝本解題」學燈社『國文學:解釈と教材の研究』第24巻第1号、160-165頁、1979年1月。
  • 「最近における『大和物語』研究文献(3)―昭和57年1月より昭和59年12月に至る―」『茨城県立取手高等学校紀要』第12号、?頁、1982年3月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の54-79頁に、そして、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の64-97頁に収録。)
  • 「大和物語における虚構の方法―一四一・一四二・一五四段を例にして」中古文学会『中古文学』第30号、33-44頁、1982年10月。(のちに、学術文献普及会『国文学年次別論文集 中古2 昭57』(1983年12月)に、そして、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の481-501頁に収録。)
  • 「『大和物語』附載説話第二類をめぐって」古典論叢会『古典論叢』第13号、1-12頁、1983年12月。(のちに、学術文献普及会『国文学年次別論文集 中古2 昭58』(1984年11月)に、そして、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の235-2530頁に収録。)
  • 「斎宮についてのノート―『大和物語』の記事から―」『茨城県立取手第二高校紀要』13号、?頁、1984年3月。
  • 「『古今』『伊勢』『大和』―ひとつの共通話をめぐって―」平安文学研究会『平安文学研究』73輯、?頁、1985年6月。(のちに、『国文学年次別論文集 中古1 昭60』(1986年10月)に、そして、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の502-525頁に収録。)
  • 「最近における『大和物語』研究文献(4)―昭和57年1月より昭和59年12月に至る―」『解釈』第31巻第11号、?頁、1985年11月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の80-94頁に、そして、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の98-119頁に収録。)
  • 「『大和物語』小考―前半と後半の分け方―」解釈学会『解釈』第32号第9号、1986年9月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の280-295頁に収録。)
  • 「大和物語の創作方法―いわゆる「ならの帝」の章段をめぐって―」平安文学研究会『平安文学研究』76輯、20-29頁、1986年12月。(のちに、学術文献普及会『国文学年次別論文集 中古2 昭61』(1987年11月)、そして、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の557-576頁に収録。)
  • 「大和物語の創作方法―伊勢関係の章段―」古典論叢会『古典論叢』第18号、?頁、1987年8月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の577-603頁に収録。)
  • 「最近における『大和物語』研究文献(5)―昭和60年1月より昭和62年12月に至る―」『茨城県立取手高等学校紀要』第15号、?頁1988年11月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の96-109頁に、そして、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の120-137頁に収録。)
  • 「『大和物語』の伝本―その研究史―」日本大学商学研究会『商学集志・人文科学』第21巻第3号、68-76頁、1990年3月24日。(のちに、学術文献普及会『国文学年次別論文集 中古2 平2』(1991年11月)、そして、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の129-146頁に収録。)
  • 「「心のへだてもなくあはれなれば、いとあはれと思ふほどに」考―『大和物語』第141段」日本大学国文学会『語文』78輯、18-29頁、1990年11月。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の424-443頁に収録。)
  • 「最近における『大和物語』研究文献(6)―昭和63年1月より平成2年12月に至る―」日本大学商学研究会『商学集志・人文科学』第23巻第2号、41-48頁、1991年10月15日。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の110-125頁に、そして、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の138-159頁に収録。)
  • 「日本大学総合図書館蔵大和物語鈔について」中古文学会『中古文学』第50号、69-79頁、1992年11月10日
  • 「詠み手の心―『大和物語』第三十段―」日本大学商学研究会『商学集志・人文科学』第24巻第2・3号合併号、17-22頁、1993年3月25日。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の444-454頁に収録。)
  • 「『大和物語』小考―構成意識をめぐっての一試論―」日本大学商学研究会『商学集志・人文科学』第25巻第1号、52-62頁、1993年9月25日。(のちに、『大和物語の研究』(翰林書房、1994年2月28日)の257-279頁に収録。)
  • 「最近における『大和物語』研究文献(7)―平成3年1月より平成5年12月に至る―」日本大学商学研究会『商学集志・人文科学』第26巻第1・2号、122-130頁、1994年10月31日。(のちに、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の160-179頁に収録。)
  • 「「昔男」の生成-『今古集』業平歌を介して-」學燈社『國文學:解釈と教材の研究』第43巻第2号、10-16頁、1998年2月。
  • 「最近における『大和物語』研究文献(8)―平成6年1月より平成9年12月に至る―」日本大学商学研究会『総合文化研究』第5巻第2号、95-106頁、2000年。(のちに、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の180-203頁に収録。)
  • 「『大和物語』解釈三題」日本大学商学部図書館『砧通信』第30号、101-116頁。2001年12月19日
  • 「最近における『大和物語』研究文献(9)―平成10年1月より平成13年12月に至る―」日本大学商学研究会『総合文学研究』第8巻第2号、163-174頁、2002年10月25日。(のちに、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の204-229頁に収録。)
  • 「『大和物語』研究ノート」日本大学商学部図書館『砧通信』第31号、107-122頁。2002年12月10日
  • 「都の女と地方の女-『大和物語』における対照性の問題-」解釈学会『解釈』第49巻第3・4号、44-49頁、2003年4月1日
  • 「『古意追考』の一伝本」日本大学商学研究会『総合文化研究 日本大学商学部創設100周年記念号』第10巻第2・3号合併号、17-26頁、17-26頁、2004年10月30日
  • 「最近における『大和物語』研究文献(10)―平成14年1月より平成17年12月に至る―」日本大学商学研究会『総合文化研究』第12巻第1号、1-16頁、2006年6月25日。(のちに、『大和物語研究史』(翰林書房、2006年11月10日)の230-259頁に収録。)
  • 「大正時代の伊勢物語関係図書」日本大学商学部図書館『砧通信』第35号、16-23頁、2006年12月20日
  • 「甲斐侍従筆『大和物語追考』―翻刻と解説―」日本大学商学研究会『総合文化研究』第16巻第3号、29-46頁、2011年3月30日
  • 「伊勢物語文格―翻刻と解説―(上)」日本大学商学研究会『総合文化研究』第17巻第2号、88-116頁、2011年12月30日
  • 「伊勢物語文格―翻刻と解説―(下)」日本大学商学研究会『総合文化研究』第17巻第3号、85-118頁、2012年3月30日
  • 「『唐物語』小考:「類なし」を中心」にして」解釈学会『解釈』第59巻第3・4号、54-61頁、2013年4月1日
  • 「伊勢物語坊所鍋島家本の本文について」解釈学会『解釈』第60巻第3・4号、38-47頁、2014年4月1日

関連項目編集

外部リンク編集