栗生澤 猛夫(くりうざわ たけお、1944年10月5日[1] - )は、日本歴史学者。主専攻はロシア中世近世史。北海道大学名誉教授北海道大学文学部長・大学院文学研究科長を歴任。

来歴

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岩手県盛岡市生まれ[1]。1967年一橋大学経済学部卒業後[1]、1971年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了[1]。指導教官は金子幸彦[2]。1974年北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得大学[1]。1976年小樽商科大学助教授[1]、1985年同教授[1]。1987年北海道大学文学部助教授を経て[1]、1994年より同教授[1]。2004年同大学文学部副学部長(副研究科長)、2006年より2008年まで同部長(研究科長)を務めた。

年表

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著書

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単著

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  • 『ボリス・ゴドノフと偽のドミトリー――「動乱」時代のロシア』(山川出版社, 1997年)
  • 『タタールのくびき――ロシア史におけるモンゴル支配の研究』(東京大学出版会, 2007年)
  • 『図説 ロシアの歴史』(河出書房新社、2010年)
  • 『『ロシア原初年代記』を読む』(成文社、2015年)

共著

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訳書

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  • A・Я・グレーヴィチ(Гуревич, Арон Яковлевич)『歴史学の革新――「アナール」学派との対話』(平凡社, 1990年)
  • R・G・スクルィンニコフ(Скрынников, Руслан Григорьевич)『イヴァン雷帝』(成文社, 1994年)
  • А・Я・グレーヴィチ『マルク・ブロックの「遺言」』(吉田俊則共訳, 〈リキエスタ〉の会, 2001年)
  • モーリーン・ペリー『スターリンとイヴァン雷帝――スターリン時代のロシアにおけるイヴァン雷帝崇拝』(成文社、2009年)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 赤司道和「栗生澤猛夫教授のご退職にあたって」『西洋史論集』第11巻、北海道大学文学部西洋史研究室、2008年7月、158頁。 
  2. ^ 「昭和45年度 学位授与・単位修得論文」一橋研究
  3. ^ 「北大を去るにあたって」『北大時報』第648号、2008年3月、北海道大学総務部広報課。
  4. ^ 「名誉教授に34氏」『北大時報』第649号、北海道大学総務部広報課、2008年4月。