梅旧院(ばいきゅういん)は、大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町にある曹洞宗寺院及び宗教法人。山号は宝光山。本尊は釈迦牟尼佛[1]。また運営会社に株式会社光明殿NPO法人光明殿(こうみょうでん)があり、霊園・納骨の管理を行っている[2]

梅旧院
所在地 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町1-18
位置 北緯34度39分34秒 東経135度30分45秒 / 北緯34.65944度 東経135.51250度 / 34.65944; 135.51250座標: 北緯34度39分34秒 東経135度30分45秒 / 北緯34.65944度 東経135.51250度 / 34.65944; 135.51250
山号 宝光山
院号 梅旧院
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼佛
創建年 延喜年間(901年-923年
正式名 宝光山 梅旧院
法人番号 9120005001527
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梅旧院
前身 曹洞宗寺院
設立 1953年昭和28年)6月
本部 日本の旗 日本 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町1-18
公用語 日本語
会長 鎌原泰彦
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光明殿株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
556-0001
大阪府大阪市浪速区下寺3丁目3番3号
業種 サービス業
法人番号 5120001100757
事業内容 霊園・納骨堂の運営
外部リンク http://koumyouden.jp
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歴史 編集

曹洞宗・梅旧院 編集

梅旧院は曹洞宗の寺院で、延喜年間(901年-923年)に創建。かつては菅原道真が母との別れを惜しんだという逸話が残っている寺院であった。また1694年元禄7年)に松尾芭蕉が亡くなった際は梅旧院の和尚がお経を唱えたとされ、その後、芭蕉の弟子である志太野坡1704年宝永元年)に芭蕉供養塔を建て、加賀の俳人である不二庵二柳が芭蕉堂を建立した[3]

宗教法人梅旧院 編集

1953年昭和28年)6月に宗教法人梅旧院を設立[4]1994年平成6年)秋頃より梅旧院の先代住職や関連企業である光明殿の元社長の山口幸子と夫の山口俊平が関係している不動産仲介業者らが納骨壇の販売事業を計画。翌年の1995年(平成7年)に浪速区下寺に梅旧院の分院としてビル型納骨堂である「梅旧院分院光明殿」が完成した[5]

2017年(平成29年)10月12日、関連企業である光明殿の社長を法人税法違反罪などで逮捕された[6]

沿革 編集

CM 編集

近畿地方のローカルCMとして光明殿の元社長である山口幸子が長年出演していた。

「来て見て便利な梅旧院」のリズミカルなメロディを社長自らが歌っている特徴的なCMとして広く知られていた[7]

交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 卍梅旧院”. 八百万の神. 2023年11月1日閲覧。
  2. ^ 宗教事件報告 光明殿・ビル型納骨壇”. 消費者法ニュース. 2023年11月1日閲覧。
  3. ^ 梅旧院墓地”. 霊園ナビ. 2023年11月1日閲覧。
  4. ^ 宗教法人梅旧院”. doda. 2023年11月1日閲覧。
  5. ^ 駅チカビル型納骨堂「梅旧院」女社長が手を染めた脱税ビジネス 金の流れを分からなくする巧妙な隠蔽工作とは”. 産経WEST. 2023年11月1日閲覧。
  6. ^ 関西屈指の大型納骨堂経営者「脱税逮捕」で遺族は大困惑”. NEWSポストセブン. 2023年11月1日閲覧。
  7. ^ 梅旧院の山口幸子社長のプロフィールや経歴は?【関西CMでおなじみ】”. ぴかコレ. 2023年11月1日閲覧。

外部リンク 編集