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機動戦士Ζガンダム Define』(きどうせんしゼータガンダム ディファイン)は、北爪宏幸漫画作品。原案:矢立肇富野由悠季角川書店ガンダムシリーズ専門誌『ガンダムエース2011年8月号より連載中。

機動戦士Ζガンダム Define
漫画
作者 漫画:北爪宏幸
スーパーバイザー:松崎健一
メカニックデザイン:瀧川虚至
出版社 角川書店
掲載誌 ガンダムエース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表期間 2011年8月号 -
巻数 既刊15巻(2019年3月現在)
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概要編集

テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』で作画監督を務めた北爪による、同作のコミカライズ作品である。北爪の漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』の設定を引き継ぎ、クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルの目線から『機動戦士Ζガンダム』を再構成した内容となっている。

スーパーバイザー松崎健一メカニックデザインは瀧川虚至が担当しており、1stガンダムのスタッフも制作に携わっているため、作風もどちらかと言えば1stのものを引き継いだものとなっている。

主なオリジナルキャラクター編集

スミレ・ホンゴウ
『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』からのキャラクター。元はアクシズの技術士官であったが退役し、地球圏へ帰還するシャアに同行してアナハイム・エレクトロニクス社へ入社。それ以降、リック・ディアスの基本設計などの開発に携わった。元々小柄で年齢より幼く見える外見であったが、本作では22歳となり数年ぶりに再会したクワトロ(シャア)から「女らしくなった」と評されたものの、背丈がカミーユの胸あたりまでしかなく、カミーユには「どう見たってまだ子供」と言われてしまい、年齢も信じてもらえなかった。
シェリー・ペイジ
ティターンズ所属の少佐で、バスク・オムの腹心でもある。本名はオルガ・ティモシェンコ。元は連邦競技大会で4年連続優勝した器械体操の選手。身体能力を買われ、連邦軍士官学校の特殊養成クラスを経て、一年戦争ではMSパイロットとして活躍したが、その一方で効率を重視するあまりの独断専行、作戦無視、そして友軍を捨て駒に使うなど、戦いぶりには問題が多い。髪型や顔立ちなど幼い印象があるが、年齢はジェリド・メサより一つ年上の25歳。元器械体操選手であったうえ、現在でも筋力トレーニングは欠かさないため、服を脱ぐと筋肉質でかなりマッシブな身体つきをしており、体操の軽快な動きを見せることもある。
カクリコン・カクーラーの代役として、ジャマイカン・ダニンガン少佐が率いる重巡洋艦アレキサンドリアに配属され、肩のシールドを外して両肩ともにスパイクアーマーに改装したマラサイに搭乗。また、部下のマラサイからは頭部のブレードアンテナ(一年戦争時のザクなどでは隊長機の印ともされる)を除去させている。
また、ライラ・ミラ・ライラから引き継ぐようにジェリドに対しMS操縦の教練に付き合っていた。体操の選手に由来する精緻で正確なMS操縦により、一見トリッキーな機動を行えるが、実はそれが正確なパターンによるものであるため、同一者を相手にした場合、そのパターンを読まれることもある。劇中ではクワトロとの再戦を危ぶむ他、訓練で何度も相対し機動を見てきたジェリドに対しても動きを読まれはじめていた。
エゥーゴによるジャブロ降下作戦に対する欺瞞工作として、ジェリドらと共にジャブローに降下。ティターンズ上層部によるジャブローの核爆破を知ってなお、任務のためにクワトロの乗る零式と組み合って道連れにしようにするが、カミーユの乗るガンダムMk-IIに撃破されて戦死する。
エーベルハルト・リヒター
『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』からのキャラクター。ジオン残党の拠点の一つ「アムブロシア」の顔役。エゥーゴのパイロット不足を解決したいクワトロの依頼で実戦経験のある元ジオン軍パイロットを紹介した。
シャノン・ギネス
『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』からのキャラクター。元ミネバ・ザビ親衛隊員で、本名はカミーラ。一年戦争時の戦傷が悪化した上官のイリーナ・レスコ中佐に従ってアクシズを離れ、アムブロシアに身を寄せていた。エーベルハルトの紹介でエゥーゴに参加し、ネモのパイロットとしてアーガマに配属される。
ルネ・ビュラン、ティアナ・アーベライン
元ジオン軍人。ルネの本名はヴェロニク。ティアナの本名はミーツェ。両者ともに一年戦争時のシャノンの戦友で、戦後はアムブロシアに身を寄せていた。エーベルハルトの紹介でエゥーゴに参加し、ネモのパイロットとしてアーガマに配属される。ルネは姉御肌な性格、ティアナは敵兵の事情も思いやる優しい性格である。
エドヴァルド・レイブン
アナハイム・エレクトロニクス社の技師。零式の開発担当のチーフ・エンジニアで、ネモ開発にも携わっている。
かつては、テム・レイの下でRX-78ガンダムの開発に携わっていた。

登場する機動兵器・艦船編集

本作オリジナルとテレビアニメとは大きく設定が異なっているもののみを記す。

オリジナル編集

MSZ-000 零式
『機動戦士Ζガンダム』における百式に相当する機種で、赤く塗装した機体にクワトロが乗機する。ホンコンからはアムロ・レイの搭乗機も登場している。アムロ機はガンダム同様のトリコロールカラー。
サーベラス
元は連邦軍の潜水艦だが、連邦軍に籍を置いていたオムル・ハング(連邦軍での階級は少尉)らがカラバに合流するために脱走する際に奪取し、そのままカラバ所属となる。カラバに合流したアムロ・レイとアムロを説得していたクワトロがホンコンに向かうために乗船する。
オムルが艦長を勤め、元ホワイトベースのクルーのオスカ・ダブリンマーカー・クランがホワイトベース同様にオペレータ、レーダー手を務めている。

設定が大きく変更されたもの編集

マラサイ
原作ではアナハイムの政治的判断でエゥーゴではなくティターンズに支給となったが、本作では、スミレ・ホンゴウのリック・ディアスの設計図を盗み見たアナハイムの技術者が設計した機体であり、リック・ディアスと同じ基本構造を持ち、装甲形状などを変更したものとなっている。
そのため、リック・ディアス同様にコクピットも頭部にある。
Ζガンダム
機体の設定はテレビアニメと大差無いが、テレビアニメよりも早くホンコンから登場する。
また、機体の基本構造が変更されておりウェイブライダーではなくウェイブシューターで登場している。

書誌情報編集

角川コミックス・エース(角川書店)より刊行中。

  1. 2011年11月26日発売 ISBN 978-4-04-120067-4
  2. 2012年3月26日発売 ISBN 978-4-04-120179-4
  3. 2012年7月26日発売 ISBN 978-4-04-120338-5 - 特典にカードゲーム『ガンダムウォーネグザ』用カード「クワトロ・バジーナ」が付属。
  4. 2012年11月26日発売 ISBN 978-4-04-120491-7
  5. 2013年3月26日発売 ISBN 978-4-04-120634-8
  6. 2013年8月22日発売 ISBN 978-4-04-120790-1
  7. 2014年2月26日発売 ISBN 978-4-04-121014-7
  8. 2014年10月25日発売 ISBN 978-4-04-102228-3
  9. 2015年3月26日発売 ISBN 978-4-04-102876-6
  10. 2015年8月26日発売 ISBN 978-4-04-103406-4
  11. 2016年3月8日発売 ISBN 978-4-04-103862-8
  12. 2017年6月26日発売 ISBN 978-4-04-105459-8
  13. 2018年3月26日発売 ISBN 978-4-04-106542-6
  14. 2018年10月26日発売 ISBN 978-4-04-107495-4
  15. 2019年3月26日発売 ISBN 978-4-04-108004-7

出典編集