水上高原スキーリゾート

群馬県みなかみ町にあるスキー場
水上高原スキー場から転送)

水上高原スキーリゾート(みなかみこうげんスキーリゾート)は、群馬県利根郡みなかみ町に位置するスキー場水上高原ホテル200( - トゥーハンドレッド)が併設されている。現在の運営会社は併設のホテル・ゴルフコースと共に水上高原リゾート株式会社。

水上高原スキーリゾート
ホテル駐車場からみた水上高原スキーリゾート
所在地 〒379-1721
群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
座標 北緯36度51分19秒 東経139度4分34秒 / 北緯36.85528度 東経139.07611度 / 36.85528; 139.07611座標: 北緯36度51分19秒 東経139度4分34秒 / 北緯36.85528度 東経139.07611度 / 36.85528; 139.07611
旧名 1987年-2008年
水上高原スキー場
所有者 水上高原リゾート株式会社
運営者 水上高原リゾート株式会社
開業日 1986年12月14日
標高 1,248 m - 850 m
標高差 398 m
最長滑走距離 3,100 m
最大傾斜 34
コース数 12本
コース面積 15 ha
総敷地面積 680 ha
索道数 4本
人工降雪
ナイター営業
営業期間 12月下旬 - 4月上旬
公式サイト minakami-ski.jp
地図
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水上高原ホテル200
ホテル概要
正式名称 水上高原ホテル200
設計 清家清
運営 水上高原リゾート株式会社
所有者 水上高原リゾート株式会社
前身 水上高原プリンスホテル
階数 地下1 - 地上11階
レストラン数 3軒
部屋数 226室
敷地面積 1,673,000 m²
建築面積 3,448 m²
延床面積 16,787 m²
駐車場 320台
開業 1986年7月19日
最寄駅 上越線水上駅
最寄IC 関越自動車道水上インターチェンジ
所在地 〒379-1721
群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
公式サイト 公式サイト
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概要 編集

当スキー場の運営は2007年3月26日までコクドの経営を引き継いだ水上高原スキー場・水上高原プリンスホテルであったが、同年3月27日より水上高原リゾート株式会社が運営し、2008年12月20日にスキー場は水上高原スキーリゾートに改称、ホテルは水上高原ホテル200( - トゥーハンドレッド)としてリファインオープンした。

開設当初は斜度は緩く初心者向けのスキー場であったが徐々にコースが拡げられ中級者コース、上級者コースも用意されるようになった。以前は水上高原藤原スキー場とも連結され、共通券も発売されていたが、現在は閉鎖されている。

「みなかみエリア」のスキー場のうち最も奥に位置し、関東地方では唯一日本海側気候に分類される為、豪雪地域ではあるが、パウダースノーを楽しめるスキー場である。また、日本経済新聞社が選ぶ「雪の新体験が満喫できるリゾート」ランキングでは全国3位・本州1位に選出された[1]

ゲレンデ・施設 編集

◆ゲレンデ

 営業期間は12月下旬から4月上旬まで(積雪状況などにより変更となる場合あり)。斜面構成は初級40%、中級30%、上級30%。(公社)日本プロスキー教師協会(SIA)公認のスキースクール『水上高原プロ・スキースクール&キッズアカデミー(株式会社奥村スポーツプロモーション)』がある。

リフト
名称 定員 路線長 運転速度 輸送能力 建設年
みなかみクワッド 4名 1,047m 4.0m/s 2,400名 1986年12月
第1ロマンスリフト 2名 544m 2.3m/s 900名 1987年12月
第2ロマンスリフト 2名 648m 2.3m/s 900名 1990年12月
第3ロマンスリフト 2名 427m 2.3m/s 900名 1998年12月
  • クロスカントリーコース
  • スノーシューコース
  • スレッドライドコース
    • スノーレーサー、スノーライダー、ジップフィー、スキー・ポッカール
  • 2つのキッズパーク『ピカチュウキンダーガーテン』『ポケモンスノーパレット』
  • スノーアクティビティ
    • 犬ぞり体験、スノーモービル、スノーラフティング、ちびっこスノーモービル、スノーコーチ、雪上車ツアー


◆施 設

  • 水上高原ホテル200( - トゥーハンドレッド)
    • チケット売場、インフォメーション、スクール受付、レンタル、ロッカー、更衣室、託児所、ショップ、レストラン〔「白樺ダイニング」「カレーショップ“かえで”」〕
  • 日帰りスキーセンター
    • チケット売場、インフォメーション、スクール受付、レンタル、ロッカー、更衣室、休憩所、大浴場、ショップ、レストラン〔「みなかみ食堂」「デザート&ランチバイキング“マグノリア”」〕
  • 駐車場(約700台)

経営・沿革 編集

  • 1964年(昭和39年) - 堤義明により水上高原上の原の土地買収開始[2]
  • 1986年(昭和61年) - 西武グループコクドが、7月に「水上高原プリンスホテル 」・「水上高原ゴルフ場(白樺コース・から松コース/36ホール)」、12月に「水上高原スキー場(クワッドリフト1本)」開業[3]
  • 1987年(昭和62年) - (12月)第1ロマンスリフト新設。
  • 1990年(平成2年) - (12月)第2ロマンスリフト新設。
  • 1992年(平成4年) - (12月)日帰りスキーセンター開業。
  • 1997年(平成9年) - (7月)温泉掘削成功し、大浴場が温泉になる。【上の原温泉】
  • 1998年(平成10年) - (12月)第3ロマンスリフト新設。水上高原藤原スキー場との接続開始。
  • 2006年(平成18年) - (2月)プリンスホテルを存続会社とし、コクドを合併した[4]
  • 2007年(平成19年) - (3月) 水上高原リゾート株式会社設立。西武ホールディングスがグループ事業再構築の一環として、プリンスホテル保有の水上高原プリンスホテル・水上高原ゴルフ場:水上高原スキー場・水上高原ゴルフレジデンスなどのスキー・ゴルフ関連施設をシティグループの「シティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン」へ売却[5]
    (12月)『スノーモービル体験』『スノーラフティング』導入。
  • 2008年(平成20年) - (4月)「水上高原プリンスホテル」が「水上高原ホテル200 (-トゥーハンドレッド)」に、「水上高原ゴルフ場」が「水上高原ゴルフコース」に、「水上高原スキー場」が「水上高原スキーリゾート」に改称。
    (12月)キッズクラブ『Skip』(託児所)開業。
  • 2009年(平成21年) - (4月)水上高原藤原スキー場との接続を取り止める。
    (12月)『スノーコーチ』導入。“アラウンド20”企画(18~24歳女性リフト無料)開始。
  • 2010年(平成22年) - (4月)「シティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン」が「合同会社クリムゾングループ」へ「水上高原リゾート株式会社」を株式譲渡。
    (12月)『スレッドライドコース』新設。“デビュープラン”企画開始。
  • 2011年(平成23年) - (12月)“スノーアクティビティパスポート”発売開始。
  • 2012年(平成24年) - (1月)『犬ぞり体験』開始。
  • 2013年(平成25年) - (2月)『1~5歳児専用のキッズパーク“キンダーガーテン”』開業。
  • 2014年(平成26年) - (12月)ポケモンとのタイアップ『ポケモンふゆまつり』開始、『ポケモン・スノーパレット』『ピカチュウ・キンダーガーテン』等オープン。[6]
  • 2016年(平成28年) - (1月)“高崎駅日帰りスキーバスツアー”開始(水上宝台樹スキー場・藤原スキー場との共同事業)。
    (12月)『人工降雪機』9基導入。
  • 2019年(令和元年) - (12月)新コース『ももんがコース』開設(全長450m・最大斜度34°)。
  • 2020年(令和2年) - (1月)『ナイトスノーラフティング』『雪上車ツアー』開始。

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ “1位は北海道ルスツ 専門家推薦、冬のリゾート施設”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2015年11月8日). https://www.nikkei.com/article/DGXZZO93444360Q5A031C1000000/ 2021年4月4日閲覧。 
  2. ^ 立石泰則『淋しきカリスマ堤義明』講談社、2005年、240-244頁。ISBN 4062127598 
  3. ^ 西武グループの歴史 資料編/水上高原プリンスホテル”. H.FUK. 2021年4月4日閲覧。
  4. ^ 新生「株式会社 プリンスホテル」発足のお知らせ”. 西武鉄道・ニュースリリース. 2021年4月4日閲覧。
  5. ^ 子会社の再構築対象事業所の譲渡に関するお知らせ”. 西武ホールディングス・ニュースリリース. 2021年4月4日閲覧。
  6. ^ この冬、水上高原スキーリゾートに 『ポケモン』 がやってくる!!』(プレスリリース)水上高原リゾート(株)、2014年12月4日https://kyodonewsprwire.jp/release/2014120260092021年4月4日閲覧 

関連項目 編集

外部リンク 編集