水野直樹
水野 直樹(みずの なおき、1950年10月31日 - )は、日本の歴史学者。立命館大学客員教授。京都大学名誉教授。専門は朝鮮近代史(植民地朝鮮)、東アジア関係史。
受賞・社会貢献
編集「日本の植民地支配を肯定的に評価しようとする日本学界の流れに対抗し植民地近代化論を批判してきた」として、韓国の全南大学校から後廣賞を受賞した[1]。八木晃介、上田正昭らと共に「朝鮮学校を支える会」の呼びかけ人も務めている[2]。
略歴
編集主な著書
編集単著
編集共著
編集- 『朝鮮の近代史と日本』(大和書房、1987年)
- 『天皇制と朝鮮』(神戸学生・青年センター出版部、1989年)
- 『「アリランの歌」覚書』(岩波書店、1991年)
- 『論集 朝鮮近現代史』(明石書店、1996年)
- 岩波ブックレット No.552『日本の植民地支配―肯定・賛美論を検証する―』(岩波書店、2001年)
- 『歴史教科書の可能性―「つくる会」史観を超えて―』(青木書店、2002年)
- 人文研ブックレットNo.16『朝鮮人留学生たちの京都』(同志社大学人文科学研究所、2003年)
- 『生活の中の植民地主義』(人文書院、2004年)
- 水野直樹、西野瑠美子、俵義文他「心ある日本の方々に 中学校『歴史教科書』の採択に際し、今知ってほしいこと‐共に考えましょう、子どもたちの未来のために」在日本大韓民国民団文教局 [1]
訳書
編集脚注
編集- ^ 「日帝植民地近代化論」批判した日本人教授に後廣賞授賞 : 政治•社会 : hankyoreh japan ハンギョレ新聞 2018-06-26
- ^ 朝鮮学校を支える会・京滋[リンク切れ]
- ^ 水野直樹教授 略歴・著作目録