河田雅圭
研究者
来歴・人物
編集大学院時代は、小哺乳類(なかでもエゾヤチネズミ)を使って、集団の構造や社会構造が個体の繁殖にどのように影響しているかについて研究した。東北大では、環境変動に対する進化的応答、進化可能性、進化的制約の問題について研究をしている[1]。
略歴
編集- 1958年 香川県坂出市生まれ。
- 1976年 香川県立丸亀高等学校卒業。
- 1980年 帯広畜産大学獣医学部獣医学科卒業。
- 1987年 北海道大学大学院農学研究科博士課程修了、農学博士。
- 1988年 静岡大学教育学部生物学教室助手。その後、同大学にて助教授。
- 1997年 - 2000年 東北大学大学院理学研究科生物学専攻助教授。
- 2001年- 2023年 東北大学大学院生命科学研究科教授。
- 2023年 東北大学教養教育院 総長特命教授 名誉教授。
(略歴は、プロフィール 2024 by Masakado Kawata.Wix.comを参考)[2]
出典・脚注
編集- ^ “進化学 | 河田雅圭”. Mysite. 2022年2月6日閲覧。
- ^ “河田雅圭プロフィール”. Mysite. 2024年5月6日閲覧。
著書
編集共著
編集- 『講座進化 第1巻』柴谷篤宏・長野敬・養老孟司 編 pp. 35-77. 1991 東京大学出版会 「pdf」
- 『行動・生態の進化』長谷川眞理子,辻和希,田中嘉成,佐々木顕,長谷川寿一共著 岩波書店 2006 シリーズ進化学
- 『進化生物学からせまる』河田雅圭・千葉聡著 (大串 隆之, 吉田 丈人, 近藤 倫生 編集)2009 京都大学出版 シリーズ群集生態学
- 『生態適応科学』東北大学生態適応 グローバルCOE編 2013 日経BP社 「pdf」
- 『生物多様性は復興にどんな役割を果たしたか』中静透・河田雅圭・今井麻紀子・岸上祐子編 2018 昭和堂
- 『個性学入門』保前 文高・大隅 典子(編) 2021 朝倉書店
- 『多様性と異文化理解』東北大学教養教育院叢書「大学と教養」第4巻 2021 東北大学出版会 「Open access」
受賞歴
編集- 2017 日本進化学会賞
- 2017 木村資生記念学術賞
- 2020 日本生態学会賞
執筆記事
編集- 進化的視点から人について考える。「リンク」