坂出市

日本の香川県の市

坂出市(さかいでし)は、香川県の中央部に位置する

さかいでし ウィキデータを編集
坂出市
JP-Kagawa-Great-Seto-Bridge-Minami Bisan-Seto-Bridge.jpg
瀬戸大橋
市庁舎位置
坂出市旗 坂出市章
坂出市旗 坂出市章[1]
日本の旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 香川県
市町村コード 37203-0
法人番号 9000020372030 ウィキデータを編集
面積 92.49km2
総人口 49,984[編集]
推計人口、2021年9月1日)
人口密度 540人/km2
隣接自治体 高松市丸亀市綾歌郡宇多津町綾川町
(海を挟んで)
岡山県倉敷市
市の木 珊瑚樹
市の花 サクラコスモス
坂出市役所
市長 有福哲二
所在地 762-8601
香川県坂出市室町2丁目3番5号
北緯34度18分58.9秒 東経133度51分37.7秒 / 北緯34.316361度 東経133.860472度 / 34.316361; 133.860472座標: 北緯34度18分58.9秒 東経133度51分37.7秒 / 北緯34.316361度 東経133.860472度 / 34.316361; 133.860472
坂出市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

坂出市位置図

― 市 / ― 町・村

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雄山から見た坂出市街地

瀬戸内海に面し、瀬戸大橋の四国側玄関口に当たる。かつて沿岸部には塩田も多数見られたが、塩業整理により廃止された。塩田の廃止と前後して、番の州工業地帯、林田工業地帯などが造成され、沿岸部には工業地帯が造成された。

地理編集

 
坂出市中心部周辺の空中写真。
2007年9月12日撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

地名の語源は「宇多津田尾坂を上って出た場所」。

瀬戸内海に面した北部は埋め立て地・干拓地であるため、平坦で標高が低い。北東部には高松市とに跨る丘陵・五色台があり、また南部も丘陵地帯である。市内の主な山としては、五色台飯野山、城山、金山、雄山、雌山、笠山、常山が挙げられる。

南部には綾川の本流に府中ダムが建設され、府中湖が作られた。これ以外に坂出市を流れる主要な河川としては、大束川が挙げられる。なお、市内には滝もある[2]

坂出市の市域には瀬戸内海の塩飽諸島に属する島嶼部も含まれるものの、与島櫃石島岩黒島のように、瀬戸大橋によって四国と結ばれた島々が複数存在する。また、番の州工業地帯の埋め立て造成により瀬居島沙弥島は、四国と陸続きになった。

なお、小与島、鍋島、小瀬居島羽佐島、歩渡島、三つ子島、室木島、小裸島も坂出市に属する。

市外局番は市内全域が0877(丸亀MA)である。

人口編集

 
坂出市と全国の年齢別人口分布(2005年) 坂出市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 坂出市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

坂出市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史編集

  • 1890年(明治23年)2月15日 - 町村制施行に伴い、阿野郡坂出村(さかいでむら)が町制施行し、阿野郡坂出町(さかいでちょう)が発足。
  • 1899年(明治32年)4月1日 - 阿野郡が鵜足郡と合併して綾歌郡が発足。綾歌郡坂出町となる。
  • 1936年(昭和11年)6月1日 - 綾歌郡金山村合併編入。
  • 1936年(昭和11年)9月1日 - 綾歌郡西庄村を合併編入。
  • 1942年(昭和17年)7月1日 - 綾歌郡林田村を合併編入し、市制施行して坂出市が成立。同時に市章を制定[3]
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 綾歌郡加茂村を合併編入。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 仲多度郡与島村を合併編入。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 綾歌郡府中村を合併編入。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 綾歌郡川津村の一部を合併編入。
  • 1956年(昭和31年)7月1日 - 綾歌郡松山村王越村を合併編入。現在の市域となった。
  • 1998年(平成10年)2月20日 - 坂出送電塔倒壊事件発生。

行政編集

  • 市長:有福哲二(2021年6月4日就任、1期目)
  • 市会議員:定数20人

歴代市長編集

歴代市長
氏名 就任日 退任日 備考
官選坂出市長
1 島田恭平 1942年8月13日 1945年11月30日
2 鎌田栄 1946年1月16日 1946年10月23日
公選坂出市長
3 鎌田正光 1947年4月8日 1949年5月25日
4 浜田専一 1949年7月21日 1953年6月28日
5 島田恭平 1953年7月14日 1961年7月11日
6 鎌田春吉 1961年7月12日 1969年7月11日
7 松浦薫 1969年7月12日 1973年7月11日
8 番正辰雄 1973年7月12日 1989年4月16日
9 松浦稔明 1989年6月6日 2009年6月3日
10 綾宏 2009年6月4日 2021年6月3日
11 有福哲二 2021年6月4日

衆議院編集

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
香川県第2区(坂出市、高松市(旧国分寺町香川町香南町塩江町牟礼町庵治町域)、丸亀市(旧綾歌町飯山町域)、さぬき市東かがわ市三木町綾川町宇多津町 玉木雄一郎 国民民主党 4 選挙区

姉妹都市・提携都市編集

経済編集

 
番の州工業地帯(瀬戸大橋付近)
 
鎌田醤油本社

産業編集

市の北西部には埋め立て地である番の州臨海工業団地が整備され、造船業や化学工業が盛んである。その東側には、林田・阿河浜地区臨海工業団地が整備され、こちらでは製造業が盛んであると共に、物流企業が多く集積する物流拠点としても機能している。またその他に、北東部の松ケ浦地区には塩業メーカーが立地する。

2010年の工業統計によれば、坂出市の製造品出荷額等は約7600億円である。香川県内においては2位の高松市(約3200億円)の2倍以上、四国全体においても今治市(約8900億円)、西条市(約8100億円)に次ぐ第3位の規模であり、新居浜市(約6100億円)や四国中央市(約6000億円)を凌ぐ。内訳としては、石油製品・石炭製品製造業が約70%を占める。

なお、今治市西条市などの四国を代表する他の工業都市が平成の大合併において大規模な合併を行い、人口・経済規模を拡大させて上記の規模であるのに対し、坂出市は合併を行なっていない。

番の州工業地帯編集

社内分社化等により、各企業の敷地には、多数の企業が存在する。

林田・阿河浜地区臨海工業団地編集

工業施設
物流

その他主な市内の企業編集

など

名産編集

農業編集

  • 三金時[4]
    • 金時人参 - 塩田跡地を中心に、2015年は約1800トンを収穫した[4]
    • 金時芋[4]
    • 金時みかん - 小原紅早生[4]

教育編集

 
香川県立坂出高等学校

小学校編集

国立(1校)
市立(12校)
  • 坂出市立東部小学校
  • 坂出市立坂出小学校
  • 坂出市立林田小学校
  • 坂出市立岩黒小・中学校
  • 坂出市立金山小学校
  • 坂出市立川津小学校
  • 坂出市立王越小学校
  • 坂出市立府中小学校
  • 坂出市立松山小学校
  • 坂出市立瀬居小学校
  • 坂出市立加茂小学校
  • 坂出市立西庄小学校
閉校した小学校
  • 坂出市立櫃石小学校 - 1946年に開校し、2016年より休校し、2018年に閉校した。

中学校編集

国立(1校)
市立(5校)
  • 坂出市立坂出中学校
  • 坂出市立白峰中学校
  • 坂出市立東部中学校
  • 坂出市立岩黒小・中学校
  • 坂出市立瀬居中学校
閉校した中学校
  • 坂出市立櫃石中学校 - 1948年に開校し、2018年に閉校した。

高等学校編集

公立 (3校)
私立 (1校)

特別支援学校編集

  • 香川大学教育学部附属特別支援学校

専修学校編集

  • 坂出理容美容アカデミー

交通編集

 
坂出駅

鉄道編集

坂出市の中心駅は坂出駅である。

四国旅客鉄道

バス路線編集

道路編集

高速道路
一般国道
県道

港湾編集

メディア編集

放送編集

ケーブルテレビ
地上波テレビ放送
基本的に善通寺市・三豊市市境の大麻山に建っている西讃岐中継局・琴平中継局か、市内雄山に建っている坂出東中継局か、市内向山に建っている坂出川津中継局からの電波を受信する。ただし、市域のごく一部では、高松市の前田山送信所からの電波を受信している世帯も見られる。
なお、地形的な理由などで、これらの施設からの電波が受信できない場合には、岡山県玉野市岡山金甲山親局か、特に王越地区などでは倉敷児島局を受信する。しかし「倉敷児島局」からは従来通りNHK岡山の電波しか送信しないため、必要に応じて金甲山親局から送信される電波を受信するように変更するなどの対策が必要である。
局名 NHK高松 NHK岡山 RNC KSB RSK TSC OHK 出力 偏波面 送信
場所
総合 教育 総合 教育
デジタルリモコン番号 1ch 2ch 1ch 2ch 4ch 5ch 6ch 7ch 8ch
西讃岐 24ch 13ch - - 15ch 17ch 21ch 18ch 28ch 100 W 水平 大麻山
琴平 - - - - 34ch - - 40ch - 1.9 W
坂出東 39ch 37ch - - 41ch 31ch 43ch 14ch 16ch 1 W 水平 雄山
岡山 - - 32ch 45ch 20ch 30ch 21ch 18ch 27ch 2 kW 水平 金甲山
北讃岐 24ch 13ch - - - - - - - 200 W
倉敷児島 - - 32ch 51ch 15ch 49ch 21ch - 47ch 3 W 垂直 神道山
坂出川津 - - - - 47ch - - 49ch - 0.3 W 水平 向山
AMラジオ放送
FMラジオ放送
  • NHK高松FM放送:86.0 MHz(高松局 出力1 kW)
  • FM香川:78.6 MHz(高松局 出力1 kW)
  • FMサン:76.1 MHz(コミュニティ放送 出力20 W)
  • 西日本放送ラジオ(ワイドFM):90.3 MHz(高松局 出力1 kW)

以下の岡山の放送波も受信できる。

  • NHK岡山FM放送:88.7 MHz(岡山局 出力1 kW)
  • FM岡山:76.8 MHz(岡山局 出力1 kW)
  • RSKラジオ(ワイドFM):91.4 MHz(岡山局 出力700 W)

施設編集

 
鎌田共済会郷土博物館
文化施設
医療機関
スポーツ施設

名所・旧跡・観光スポット編集

 
瀬戸大橋記念館(瀬戸大橋記念公園内)
 
白峰宮

祭事・催事編集

 
さかいで塩まつり

坂出市を舞台とする作品編集

関連人物編集

出身著名人編集

ゆかりのある人物編集

  • 久米通賢 - 坂出塩田開発を行い、坂出発展の礎を築いた。

ご当地キャラクター編集

2014年1月13日には坂出市のご当地キャラクターとして「さかいでまろ」が選ばれた。外見は平安時代に讃岐国府の国司を務めた菅原道真をイメージしており、手には坂出特産品の三金時の「金時いも」や「金時にんじん」を持ち、頭には「金時みかん」を乗せている[8]。テーマソングとして「Let'sまろフレンズ」がある[9]

さかいでまろ誕生の経緯
坂出市が、当時人気を博していた、ご当地キャラクターのくまモンやバリィさんのように、「地元の魅力を発信できないか」との思いから、2013年9月に募集、開催(坂出市開催)した公認キャラクター公募に応募し、2位448票に選出され、その後の市民総選挙を経て、2014年より正式にご当地キャラクターとして活動を開始した。

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 2014年の港湾貨物取扱量は、2013年7月のコスモ石油坂出製油所の稼働停止が影響し、2013年の2173万トンから500万トン以上減少して、1652万トンだった。これにより、1789万トンだった須崎港が2014年に初めて四国一になった[5]

出典編集

  1. ^ 1942年7月1日制定。市徽章制定 - 坂出市
  2. ^ 稚児の滝
  3. ^ 『図典 日本の市町村章』 p.194
  4. ^ a b c d “金時ニンジン、出来上々 坂出、出荷ピーク”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 香川全県版. (2015年12月18日) 
  5. ^ 堀内要明 (2015年6月12日). “須崎港、見えた四国一 一般貨物取扱量、坂出港抜き初 2014年速報値”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 高知全県版 
  6. ^ 映画『がらくた』 OFFICIAL SITE”. 2017年9月16日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。
  7. ^ よみがえる新日本紀行「架橋の島々-香川県坂出市-」”. NHK (2021年5月16日). 2021年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月16日閲覧。
  8. ^ 坂出市
  9. ^ YouTube

外部リンク編集