浮島(うきしま)は、和菓子の一種。を混ぜ込んで蒸し上げた和菓子である[1][2]蒸しケーキスポンジケーキカステラに似る[1][2][3][4]が、焼き上げて作る日本のカステラとは製法が異なる[2](蒸して作るカステラもある)。

蒸して膨らんだ様子が浮島に似ることから、名付けられた[1][2]

水分を多く含んだ、しっとりとした食感が特徴である[4][2]

餡を主体とし、卵黄砂糖米粉小麦粉卵白を混ぜ合わせた生地を蒸しあげて作る[4][2]ベーキングパウダーなどの膨らし粉は使用しない[2]

出典 編集

  1. ^ a b c 安田由佳子「浮島 春」『かんたん、かわいい!はじめての手づくり和菓子』学研プラス、2016年、52-54頁。ISBN 978-4058006122 
  2. ^ a b c d e f g 「浮島」と「カステラ」”. 如水庵 (2022年9月14日). 2023年8月27日閲覧。
  3. ^ 抹茶の浮島”. キユーピー3分クッキング. 日本テレビ (2019年9月28日). 2023年8月27日閲覧。
  4. ^ a b c ほろ苦い焼きりんごとシナモンの香り。冬気分の蒸しカステラ”. 家庭画報.com (2019年11月25日). 2023年8月27日閲覧。