メインメニューを開く

深日駅(ふけえき)は、泉南郡深日町(現在の大阪府泉南郡岬町深日に存在した南海本線

目次

駅の概況編集

相対式ホーム2面2線の棒線駅で、1898年(明治31年)に南海本線が尾崎駅から和歌山北口駅(現在の紀ノ川駅付近)まで開業した際に、深日村(当時)南東部の山中に設置された。開業当初は孝子越街道以西に位置する深日多奈川、大川上流に位置する孝子からの利用があった。しかし、1915年(大正4年)4月11日には孝子駅が常設され、1944年(昭和19年)5月31日には川崎重工業泉州工場への輸送を目的とした多奈川線が開業し、同線に深日町駅多奈川駅が設けられたことで駅の使命は終わり、旅客営業を廃止する。翌年には貨物営業も廃止となり、駅は休止。1958年(昭和33年)に正式に廃止された。

現在も煉瓦製のプラットホームなどが残されている。 プラットホームと線路の間が広くなっているのは、昔行っていた貨物輸送のための中線があったためである。

なお、南海本線の電化時に深日変電所が併設されたが、こちらは駅廃止後も稼動している。

沿革編集

その他編集

鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年(明治33年)作詞)55番の歌詞にて、当駅が登場する。

北口いでて走りゆく 南海線の道すがら 窓に親しむ朝風の 深日はこゝよ夢のまに

ただし「深日」にはふけひとかなが振ってある。深日は元々「ふけひ」と読まれ、「ふけい」(吹飯・吹井などとも表記された)を経て「ふけ」に転訛した経緯がある。

隣の駅編集