瀧口雅仁
来歴
編集大学卒業後、出版社勤務を経て演芸評論家に。毎日新聞で寄席評を担当していた他、現在は朝日新聞で演芸情報、しんぶん赤旗で演劇評や書評を担当している。渡月亭凡雅(とげつてい・ぼんが)の名前でアマチュア落語も演じる。
ポニーキャニオンや日本コロムビアで落語や演芸に関するCDやDVDの監修を務める他、演芸や伝統芸能に関する本やCD、イベントの企画を行っている。また韓国映画をはじめとしたアジア映画にも造詣が深い。
2019年5月、自宅近くの東京都墨田区東向島の化粧品店だった旧町屋を改築、寄席「墨亭(ぼくてい)」としてオープンさせた[1]。
著書
編集- 『きく知るるるぶ 落語』(監修、JTBパブリッシング、2006年)
- 『噺家根問―雷門小福と桂小文吾』(彩流社、2007年)
- 『平成落語論 12人の笑える男』(講談社、講談社現代新書、2009年)
- 『2009東京落語家名鑑』(小学館、2009年)
- 『落語を観るならこのDVD』(ポット出版、2009年)
- 『落語の達人 - この噺家を忘れてはいけない!』(彩流社、2011年)
- 『公務員試験文章理解 すぐ解ける直感ルールブック』(実務教育出版、2011年)(改訂版、実務教育出版、2020年)
- 『八代目正蔵戦中日記』(編者、青蛙房、2014年)(中公文庫、2022年7月) ISBN 978-4122072350
- 『本朝話者系図』(編者、国立劇場調査養成部、2015年)
- 『古典・新作落語事典』(丸善出版、2016年)
- 『演説歌とフォークソング』(彩流社、2016年)
- 『知っておきたい日本の古典芸能』全5巻(講談、浪曲・怪談、歌舞伎、忠臣蔵、落語)(丸善出版、2019年)
- 『講談最前線』(彩流社、2021年)
- 『講談事典』(丸善出版、2023年10月) ISBN 978-4621308332
監修・解説ほか
編集- 『東京落語会傑作選 どこでも落語プレーヤー』(ユーキャン、2021年) - 監修・解説書執筆
脚注
編集- ^ 抜井規泰「東京)昔ながらの落語を向島で 手作り寄席が5月に開場」『朝日新聞デジタル』2019年4月25日。2020年10月15日閲覧。