九州総合スポーツカレッジサッカー部

日本のサッカーチーム

九州総合スポーツカレッジサッカー部(きゅうしゅうそうごうスポーツカレッジサッカーぶ)は、大分県宇佐市にある学校法人吉用学園が運営する専修学校九州総合スポーツカレッジ」のサッカークラブである。

九州総合スポーツカレッジサッカー部
原語表記 九州総合スポーツカレッジサッカー部
愛称 tricoFC
クラブカラー  
創設年 2005年
所属リーグ 大分県社会人サッカーリーグ
ホームタウン 大分県宇佐市
ホームスタジアム 宇佐市平成令和の森スポーツ公園陸上競技場
運営法人 学校法人吉用学園 九州総合スポーツカレッジ
監督 日本の旗 金本圭太
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

概要と歴史 編集

チームの創部は、同校が開校した2005年。大分県社会人サッカーリーグ3部にtrico FCとして加盟し、8試合71得点無失点で全勝優勝、特例で翌2006年から1部に昇格する。

九州総合スポーツカレッジサッカー部に改称した2006年は、10戦全勝で優勝し九州各県リーグ決勝大会に進出したが、熊本県教員蹴友団に初戦で敗れ、九州サッカーリーグ昇格を逃す。

2007年は8勝2敗で3位に終わるが、2008年、9勝1分の成績で2年ぶりに優勝。九州各県リーグ決勝大会で優勝し、創部5年目にして九州リーグに初昇格。

昇格初年の2009年、続く2010年と2年連続で4位と好成績を挙げたものの、その後は年々順位を下げ、5シーズン目となる2013年には10クラブ中最下位となり九州リーグから降格。6シーズンぶりに大分県リーグ1部に参加することとなった。

大分県リーグ1部では4年連続準優勝と優勝にあと一歩届かない成績が続いたが、2018年の県リーグでは10戦無敗で10年ぶりの優勝。九州各県リーグ決勝大会では2回目の優勝を果たし、6年ぶりの九州リーグ復帰を決めた。

2019年の九州リーグでは開幕から5連敗。第6節のNIFS KANOYA FC戦に勝利しようやくシーズン初勝利を挙げたものの、90分での勝利は結局この1試合のみ。7連敗の後川副クラブに1-1からPK戦の末勝利したもののその後4連敗でシーズンを終え、1勝1PK勝16敗の勝点5、9位の九州三菱自動車に勝点差12をつけられる大差の最下位に終わり、1シーズンで大分県リーグに降格となった。

2022年は大分県リーグ1部で優勝すると、2023年1月の九州各県リーグ決勝大会で準優勝し、4シーズンぶりに九州リーグに復帰した。しかし2023年シーズンは開幕から10連敗しその間2得点50失点、6月25日第11節Brew KASHIMAに1-1で引き分け復帰後初の勝点を挙げ、7月30日第16節日本製鉄大分に3-1で再昇格後初勝利を挙げたものの、それ以外の試合で全敗し1勝1分16敗勝点4の最下位、10失点した試合が3試合あったこともあり得点8に対し失点86、得失点差-78に終わり、再び1シーズンで大分県リーグ降格となった。

Jリーグ大分トリニータの特別提携校であり、監督の金本圭太のほか、プロ経験を持つ監督コーチによる指導が行われている。

戦績 編集

所属 順位 勝点 試合 得点 失点 監督
2005 大分県3部 優勝 27 9 9 0 0 71 0 71 金本圭太
2006 大分県1部 優勝 30 10 10 0 0 43 6 37
2007 3位 24 10 8 0 2 54 10 44
2008 優勝 10 28 9 1 0 50 3 47
所属 順位 勝点 試合 90分勝 PK勝 PK負 90分負 得点 失点 監督
2009 九州 4位 25 16 6 3 1 6 36 35 1 金本圭太
2010 4位 21 16 5 2 2 7 30 41 -11
2011 5位 26 18 8 0 2 8 43 44 -1
2012 8位 16 18 4 1 2 11 36 54 -18
2013 10位 13 18 2 3 1 12 25 95 -70
所属 順位 勝点 試合 得点 失点 監督
2014 大分県1部 2位 22 10 7 2 1 19[1] 5 14 金本圭太
2015 2位 19 10 6 1 3 4[1] 3 1
2016 2位 24 10 8 0 2 9[1] 4 5
2017 2位 20 10 7 1 2 12[1] 4 8
2018 優勝 28 10 9 1 0 14[1] 4 10
所属 順位 勝点 試合 90分勝 PK勝 PK負 90分負 得点 失点 監督
2019 九州 10位 5 18 1 1 0 16 12 61 -49 金本圭太
所属 順位 勝点 試合 得点 失点 監督
2020 大分県1部 4位 14 10 4 2 4 2[1] 7 -5 金本圭太
2021 3位 18 10 5 3 2 4[1] 2 2
2022 優勝 26 10 8 2 0 9[1] 1 8
2023 九州 10位 4 18 1 1 16 8 86 -78

グラウンド 編集

九州総合スポーツカレッジキャンパス(宇佐市)内に設置。日本サッカー協会公認のロングパイル人工芝フィールド1面と、第2グラウンド1面がある。

2018年に宇佐市平成の森スポーツ公園陸上競技場(現:平成令和の森スポーツ公園)が完成後、公式戦では主に同会場を使用している。

出身者 編集

主なタイトル 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h 後期・上位リーグ3試合のみの成績(前期リーグの勝ち点は後期に持ち越しとなるが、得失点差は後期のみの成績で順位を決定するため)。

外部リンク 編集