第2タイ=ラオス友好橋(だいにタイ=ラオスゆうこうきょう、タイ語: สะพานมิตรภาพ ไทย-ลาว 2ラーオ語: ຂົວມິດຕະພາບ ລາວ-ໄທ 2)は、タイムックダーハーンラオスサワンナケートとを結ぶ、メコン川に架けられた2本目の

第2タイ=ラオス友好橋
基本情報
タイ王国の旗 タイ
ラオスの旗 ラオス
所在地 ムックダーハーン県ムアンムックダーハーン郡 - サワンナケート県カイソーン・ポムウィハーン郡
交差物件 メコン川、タイ・ラオス国境
用途 道路橋
施工者 三井住友建設
着工 2003年12月
竣工 2006年12月
開通 2006年12月20日
座標 北緯16度36分04秒 東経104度44分09秒 / 北緯16.60111度 東経104.73583度 / 16.60111; 104.73583座標: 北緯16度36分04秒 東経104度44分09秒 / 北緯16.60111度 東経104.73583度 / 16.60111; 104.73583
構造諸元
形式桁橋
全長 1,600 m
12 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示
ムクダハンより
右側と左側通行の境目
タイ側の国境検問所

概要 編集

ヴィエンチャン - ノーンカーイ間の友好橋についで2番目に建設された、両国国境をまたぐ橋である。

日本のODA融資資金(国際協力銀行)の円借款ローン(約80億円)によって建設された。

建設 編集

施工業者は日本ゼネコン三井住友建設である。

2003年12月より工事が開始され、3年の期間を経て2006年12月に竣工した。2006年12月20日に開通式が実施された。車両の通行は翌年2007年1月10日より正式に供用が開始された。ただし現在は朝6時から夜10時までしかラオスとタイの国境施設が開いていない。

構造 編集

橋の全長は、川横断部が1,600m、取り付け部がラオス側とタイ側併せて450mで合計2,050mである。橋の構造は、多径間連続ラーメンPC箱桁橋を基本としているが、仏教の「合掌」をモチーフとして取り入れるため、一部をエクストラドーズド橋としている。上下2車線の車道と歩道が整備されている。

経済効果 編集

同橋の完成によって、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーの国々が東西に結ぶ東西経済回廊が完成し、メコン川の南北の海運軸とともに、人的、物的交流を通じて、同地域の発展に寄与することが期待されている。

関連項目 編集