犯罪都市4

『犯罪都市4』（はんざいとしフォー（邦題未定）、朝鮮語原題：범죄도시4、英題：The Roundup: Punishment）は2023年に制作され、2024年4月24日に韓国で公開が予定されている、韓国の刑事アクション映画。マ・ドンソクが主役の「マ・ソクト刑事」を演じる韓国の人気シリーズ『犯罪都市』の4作目となる。本作で監督を務めるのは、本シリーズの第1作から一貫してアクション監督（武術監督）を担当したホ・ミョンヘンである。

犯罪都市4(邦題未定)
범죄도시4
原題表記
ハングル	범죄도시4
漢字	犯罪都市4
RR式	Beomjoedosi4
MR式	Pŏmchoe tosi4
英題	THE ROUNDUP：PUNISHMENT
各種情報
監督	ホ・ミョンヘン
脚本	オ・ソンホ
製作	キム・ホンベク
出演者	マ・ドンソク キム・ムヨル イ・ドンフィ
音楽	ユン・イルサン
撮影	イ・ソンジェ
編集	キム・ソンミン
製作会社	Avio Entertainment, プラスエムエンターテイメント
配給	プラスエムエンターテイメント
公開日	2024年4月24日（ベルリン映画祭で2024年2月23日に先行上映） 未定
上映時間	109分
製作国	韓国
言語	韓国語
前作	犯罪都市 NO WAY OUT

本作はベルリン国際映画祭のベルリナーレ・スペシャル部門に招待され、2024年2月にドイツ・ベルリンの映画祭会場で先行上映された。

概要

敵役がグローバルに設定される本シリーズでは、1作目の中国朝鮮族チャイニーズマフィア、2作目のベトナムの韓国人凶悪殺人犯、3作目の日本の暴力団に続き、4作目となる本作では、韓国とフィリピンの2か国を股にかけて悪事を働く凶悪なオンライン違法賭博組織のボスと、韓国のIT企業CEOがダブルヴィランとして登場する。

あらすじ

前作『犯罪都市 NO WAY OUT』の事件解決から3年後の2018年。ソウル地方警察庁広域捜査隊の「怪物刑事」マ・ソクトは、宅配アプリを悪用した麻薬密売事件の捜査の過程で、フィリピンで謎の死を遂げたアプリ開発者の背後に、大規模なオンライン違法賭博組織が存在していることを突き止める。

広域捜査隊は韓国警察サイバーチームと連携し、フィリピンに本拠を置いてオンライン違法賭博組織を率いる凶悪な元特殊部隊隊員ペク・チャンギと、韓国で悪事を企むIT企業CEOのチャン・ドンチョルに立ち向かう。そして、本事件を捜査するため、マ・ソクトは韓国の朝鮮族マフィア「イス組」の元組長で、現在はゲームセンターを経営しているチャン・イスの協力を仰ぐ。

キャスト

注：本項の配役は韓国語版Wikipediaによる。

ソウル地方警察庁広域捜査隊

広域捜査隊のメンバーは全員、前作『犯罪都市 NO WAY OUT』からの引き継ぎである。

• マ・ソクト - マ・ドンソク

世界中で発生する困難な事件を拳一つで超法規的に解決する「怪物刑事」。本作では前作に引き続き、ソウル地方警察庁広域捜査隊の所属として事件を解決する。

• キム・マンジェ - キム・ミンジェ

広域捜査隊の刑事で、前作同様にマ・ソクトの右腕として働く。

• チャン・テス - イ・ボムス

ソウル地方警察庁広域捜査隊長。

• ヤン・ジョンス - イ・ジフン

ソウル地方警察庁広域捜査隊の刑事。

• チョン・デビッド - キム・ドゴン

ソウル地方警察庁広域捜査隊で最年少の刑事。

悪役

• ペク・チャンギ - キム・ムヨル

本作のメインヴィラン。韓国特殊部隊の元隊員で、現在はフィリピンに拠点を置きながら、大規模なオンライン違法賭博組織を率いており、ありとあらゆる悪事に手を染めている。

• チャン・ドンチョル - イ・ドンフィ

本作のサブヴィランで、韓国IT企業のCEO。韓国国内で大きな犯罪を企む。

マ・ソクトの協力者

• チャン・イス(張夷帥) - パク・ジファン

中国・延辺出身の朝鮮族。1作目で同じ朝鮮族のチャイニーズマフィア「フンリョン組」との死闘を演じた韓国の朝鮮族マフィア「イス(夷帥)組」の元組長。その後は裏稼業から足を洗ってカタギとなり、本作ではゲームセンターなどを経営している。

外部リンク

• 犯罪都市4 - IMDb（英語）
• 『犯罪都市4』公式予告編(2024年4月1日解禁)