田中 章義(たなか あきよし、1970年4月19日[1] - )は、日本の歌人作家静岡県静岡市出身・在住。慶應義塾大学総合政策学部卒業[2]。所属事務所は三桂[3]

たなか あきよし

田中 章義
生誕 (1970-04-19) 1970年4月19日(54歳)[1]
静岡県
出身校 慶應義塾大学総合政策学部[2]
職業 歌人作家
影響を受けたもの 佐佐木幸綱俵万智
活動拠点 静岡県
受賞 角川短歌賞(1990年)
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人物 編集

東京都立日比谷高等学校在学中に短歌結社竹柏会「心の花」に入会し、佐佐木幸綱に師事。1990年、大学1年生の時に作品「キャラメル」50首で第36回角川短歌賞を受賞。同年、第1歌集『ペンキ塗りたて』を出版。ポスト俵万智としての期待が大きく、TBSのバラエティ番組「青春!島田学校」への出演や秋元麻巳子とのコラボレーション詩集の出版など、幅広い分野で作家活動を行う。その後は世界各地を旅しながら紀行文絵本などを執筆。BEGIN遠藤久美子ミネハハ東野純直などへの作詞提供や静岡県立駿河総合高等学校静岡県立天竜高等学校の校歌の作詞もしている。

2001年より、国際連合WAFUNIF親善大使などとして環境保護ストリートチルドレン支援に携わる。 また、近年はTBSテレビ朝ズバッ!」、フジテレビ知りたがり!」、静岡第一テレビ「まるごと」、BS朝日「LIVE NIPPON」など、テレビ番組やラジオ番組のコメンテーターとして活躍している。

富士山万葉集選考委員(佐佐木幸綱馬場あき子中西進と共に)伊豆短歌コンテスト審査委員、わさび短歌コンテスト審査委員、子育て短歌コンテスト「あいのうた」選考委員(俵万智と共に)、全国高校生創作コンテスト選考委員(中村航桜庭一樹らと共に)、國學院大學「和歌講座」講師なども務める。

国際協力機構「21世紀のボランティア事業のありかた」検討委員を務めた他、現在、NHK中部地方番組審議会委員、静岡県文化政策審議会委員なども務めている。

著書 編集

  • ペンキ塗りたて(角川書店、1990年)
  • いつも探していた。―Boys’ love be ambitious (大和書房、1992年)
  • キスまでの距離(絵:秋元麻巳子、角川書店、1992年)
  • きいてみたいこと 自分への107の質問(文藝春秋社、1993年)
  • ルパンにも盗めなかったもの101(飛鳥新社、1994年)
  • 約束(絵:黒井健学習研究社、1995年)
  • 卒業 青春の短歌集(飛鳥新社、1995年)
  • ふたりをつなぐもの(絵:秋元麻巳子、角川書店、1996年)
  • 聴きなれた曲だけを聴いていたい夜がある 田中章義詩集(サンリオ、1996年)
  • 主役(サンクチュアリ・パブリッシング、1999年)
  • カえるくんのたからもの(絵:とりごえまり東京新聞出版局、2000年)
  • 私は私でありたい 永遠の18歳からのメッセージ(著:高際美佐PHP研究所、2000年)
  • 森の妖精ティタの旅(絵:葉祥明作品社、2001年)
  • 星数多あれども この地球に生きる(廣済堂出版、2001年)
  • 慶應義塾大学SFCの挑戦(角川書店、2002年)
  • バットマン物語 松井秀喜の真実(講談社、2003年)
  • 心世紀 生きるとは世の中の役に立つこと(サンマーク出版、2003年)
  • 洵作の森 - ケニアの大地に(ひくまの出版、2003年)
  • ええで 飲むさ 静岡茶(岸本加世子共著、静岡新聞社、2003年)
  • こんな日には苗木を植えよう(岩波書店、2004年)
  • 地球では1秒間にサッカー場1面分の緑が消えている(マガジンハウス、2004年)
  • ふるさとをはなれた種は(教育画劇、2004年)
  • ゆめにでてあげたい(絵:とりごえまり、佼成出版社、2004年)
  • My name is…世界にひとつだけの名前(著:My name is…プロジェクト、角川書店、2006年)
  • 野いちごのたからもの(絵:とりごえまり、東京新聞出版局、2008年)
  • しずおか歌枕紀行(静岡新聞社、2011年)
  • 天地のたから 歌集(角川書店、2014年)
  • 野口英世の母シカ白水社、2014年)
  • 十代に贈りたい心の名短歌100(PHP研究所、2014年)
  • 静岡まるごと川柳 力にはなれぬがお茶を淹れ替える(静岡第一テレビ○ごとワイド」と共著:徳間書店、2015年)

作詞 編集

出演 編集

脚注・出典 編集

外部リンク 編集