白3号(しろ3ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた名称の1つである。

白3号
 
16進表記 #E7E7E8
RGB (231, 231, 232)
マンセル値 N 9.2
出典 鉄道ジャーナル通巻217号 特集「鉄道車両 色彩の美学」
白3号を地色に使用した新幹線100系

概要 編集

本色は原色のにかなり近いが、若干明度を落としている。マンセル値は「N 9.2」。

 
123系電車(広島地区向け)

1985年に登場した新幹線100系の地色として採用されたのが最初である。それまでにも外部色には白に近い色としてクリーム10号が存在し、0系の地色としても採用されていたが、新幹線100系においては「新しい新幹線」をアピールするために、より明るい白を地色とすることになり、本色が登場したものである。本色はその後も東海道新幹線において営業用車両の地色として各形式に採用されている。0系では、JR化後山陽新幹線に登場した「ウエストひかり」用車両が地色を本色に変更し、それ以外の0系においても東海所属車を含め同様に変更された。

使用車両 編集

近似色 編集

脚注 編集

  1. ^ 大塚 孝「九州における近郊形交直流電車の系譜」『鉄道ピクトリアル』、電気車研究会、2006年10月。 

関連項目 編集