宮本理江子

日本のテレビドラマ演出家、映画監督
石坂理江子から転送)

宮本 理江子(みやもと りえこ、旧姓・石坂)は、日本テレビドラマ演出家映画監督

みやもと りえこ
宮本 理江子
別名義 石坂 理江子(旧姓)
活動内容 プロデューサー・
ドラマディレクター映画監督
著名な家族 山田太一(父)
石坂拓郎(弟)
事務所 フジテレビジョン→不明
主な作品
テレビドラマ
101回目のプロポーズ
素顔のままで
まだ恋は始まらない
Age,35 恋しくて
こんな私に誰がした
ビーチボーイズ
きらきらひかる
彼女たちの時代
風のガーデン
最後から二番目の恋

映画
チェケラッチョ!!
受賞
日本映画批評家大賞
特別女性監督賞
2007年チェケラッチョ!!
第63回文化庁芸術祭放送個人賞
風のガーデン
放送ウーマン賞(2008年)
芸術選奨新人賞(2013年)
最後から二番目の恋
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フジテレビ編成制作局ドラマ制作センターゼネラルプロデューサー。

来歴

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父は脚本家山田太一。1986年に国際基督教大学を卒業後、フジテレビに入社し、一貫してドラマ制作に携わっている。1991年のヒットドラマ、『101回目のプロポーズ』第6話で、武田鉄矢演じる主人公がトラックの前に飛び込んで「僕は死にません!」と叫んだシーンを演出した監督としても知られる。

2006年、フジテレビが制作した映画『チェケラッチョ!!』で監督を務めた。

2008年の連続ドラマ『風のガーデン』では、全11話を一人で演出した。通常2、3名のディレクターが分担するテレビドラマの世界では異例である。同作品の演出により、第63回(平成20年度)文化庁芸術祭放送個人賞を受賞。2008年度の放送ウーマン賞も受賞する[1]

編成制作局ドラマ制作センター演出担当部長を経て、2012年6月28日付で現職。

2013年、『最後から二番目の恋』の演出により芸術選奨新人賞を受賞[2]。「人と人との間にある空気の微(かす)かな揺らぎを映像化できる特性を熟知し、人間関係の危うさを見事に表現する演出家」と評される[2]。父山田太一も1974年に『それぞれの秋』で同賞を受賞しており、親子二代での受賞者となった。

2022年、50歳以上を対象とした早期退職制度に応募していたことが分かった[3]

主な演出・監督作品

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テレビドラマ

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映画

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主なプロデュース作品

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テレビドラマ

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受賞歴

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脚注

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  1. ^ 歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日閲覧。
  2. ^ a b 平成24年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由”. 文化庁 (2012年). 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月13日閲覧。
  3. ^ フジテレビ電撃退社の明松功氏が“なぜ君”大島新監督に明かした“めちゃイケ”でブチ当たった厚い壁(文春オンライン)
  4. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. KADOKAWA. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月26日閲覧。
  5. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. KADOKAWA. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月26日閲覧。
  6. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. KADOKAWA. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月26日閲覧。
  7. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. KADOKAWA. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月26日閲覧。
  8. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. KADOKAWA. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月26日閲覧。
  9. ^ 日本映画批評家大賞 過去の受賞作品 2000年度から2009年度”. Japan Movie Critics Award. 一般社団法人日本映画批評家大賞機構. 2025年3月30日閲覧。
  10. ^ 歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2025年3月30日閲覧。
  11. ^ 『東京ドラマアウォード』“世界基準”グランプリに『アイシテル~海容~』”. ORICON NEWS. oricon ME. 2025年4月26日閲覧。
  12. ^ 文化庁芸術祭賞受賞一覧” (PDF). 文化庁. 2025年3月30日閲覧。
  13. ^ 第70回ドラマアカデミー賞発表(2013年5月11日時点のアーカイブ)”. KADOKAWA. 2025年4月24日閲覧。
  14. ^ 第38回「放送文化基金賞」表彰対象について” (PDF). 公益財団法人 放送文化基金. 2013年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月30日閲覧。
  15. ^ 平成24年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由”. 文化庁. 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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