神様のボート

2013年のテレビドラマ番組

神様のボート』(かみさまのボート)は、江國香織による日本の小説1999年7月新潮社から発刊された。2013年にNHK BSプレミアムでテレビドラマ化された。第13回山本周五郎賞候補作。

神様のボート
著者 江國香織
発行日 1999年7月
発行元 新潮社
ジャンル 純文学
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 単行本
ページ数 251
公式サイト https://www.shinchosha.co.jp/
コード ISBN 978-4103808053
ISBN 978-4101339191文庫本
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

あらすじ

編集

テレビドラマ

編集
神様のボート
脚本 源孝志
演出 源孝志
出演者 宮沢りえ
藤木直人
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域  日本
放送期間2013年3月10日 - 3月24日
放送時間日曜22:00 - 22:49
放送枠 プレミアムドラマ
放送分49分
回数3
公式サイト
テンプレートを表示

2013年3月10日から2013年3月24日までNHK BSプレミアムより毎週日曜22:00 - 22:49に放送された。全3回。主演の宮沢りえ日本テレビ系『ロマンス』以来14年ぶりの連続ドラマ主演となる[1]

キャスト

編集
  • 野島葉子:宮沢りえ - W不倫の末に出産した草子と共に、姿を消した哲哉を待ち続ける母親。
  • 沢木哲哉:藤木直人 - 葉子とのW不倫の末に、再会することを葉子と約束し姿を消す。
  • 野島草子:小林里乃森川葵 - 葉子の娘。
  • 桃井:石橋凌 - 音楽大学教授。教え子である葉子と結婚するが、不倫されてしまう。
  • 野島寛:中原丈雄 - 葉子の父親。
  • 野島美津子:丘みつ子 - 葉子の母親。
  • 朝倉真治:丸山智己 - 葉子が働くバー「hull」の常連客。
  • 田沼:大高洋夫 ‐ バー「hull」の常連客
  • 佐伯:小須田康人 ‐ レストラン&バー「hull」店長。
  • 見上:姜暢雄 - 美容師。
  • 山城:内田朝陽 - 逗葉中学校の美術教師。
  • 佐藤:遠藤たつお ‐ 逗葉中学校の進路指導教師。
  • 沢木美沙:山崎直子 - 沢木の妻。
  • 泉晶子 ‐ 美沙の母親。
  • 並樹史朗 ‐ 美沙の父親。
  • 徳田:でんでん ‐ まぐろ遠洋漁船会社水産の課長。
  • 根岸季衣 ‐ バー「Agora」ママ。
  • 池ノ内孝 - ギターショップ「RimShot」社長。

スタッフ

編集

使用楽曲

編集

放送日程

編集
話数サブタイトル初回放送日
第1回洗礼[2]3月10日
野島葉子は9歳の娘・草子とともに、町から町へと引越しを繰り返していた。今回も、越してきた海辺にある町に別れを告げようとする。葉子が引越を繰り返す理由は10年前、20代の葉子は音楽大学の教授・桃井と結婚していたが沢木哲哉と恋愛関係を持ってしまう。葉子と哲哉は駆け落ちするが過酷な運命が2人を待ち受ける。
第2回巡礼[2]3月17日
哲哉が葉子の元を去ったとき、葉子は妊娠していた。葉子はひとりでの生活を始めるが、桃井は葉子を見つけ出し復縁を申し出る。葉子は復縁の話を申し受け、出産した娘・草子とともに3人の生活を始める。しばらくして葉子は、去っていった哲哉と会うために草子を連れ、再び桃井の元から離れる決断をする。
第3回聖地[2]3月24日
中学生になった草子は、引っ越しを繰り返す生活に嫌気を感じ母に不満を募らせる。いつか哲哉に出会えると信じ、父を待ち続ける母の姿を尻目に母と娘の溝は深くなっていく。10番目の町に引っ越したある日、草子は部屋で美容師・見上と会う。見上は昔、葉子の髪を切ったことがあるという。見上との出会いで物語が大きく進展することになる。

脚注

編集
  1. ^ プレミアムドラマ「神様のボート」(2013年3月、インターネットTVガイド)2015年11月閲覧。
  2. ^ a b c プレミアムドラマ「神様のボート」(公式サイト「各回のあらすじ」より、2015年11月閲覧)

外部リンク

編集