福岡県道76号筑紫野太宰府線

日本の福岡県の道路

福岡県道76号筑紫野太宰府線(ふくおかけんどう76ごう ちくしのだざいふせん)は、福岡県筑紫野市から太宰府市に至る県道主要地方道)である。

主要地方道
福岡県道76号標識
福岡県道76号 筑紫野太宰府線
主要地方道 筑紫野太宰府線
起点 筑紫野市大字山家(やまえ)【北緯33度29分24.4秒 東経130度35分8.0秒 / 北緯33.490111度 東経130.585556度 / 33.490111; 130.585556 (県道76号起点)
終点 太宰府市観世音寺3丁目【北緯33度30分47.6秒 東経130度30分29.3秒 / 北緯33.513222度 東経130.508139度 / 33.513222; 130.508139 (県道76号終点)
接続する
主な道路
記法
国道200号
都道府県道77号標識
福岡県道77号筑紫野三輪線
都道府県道65号標識
福岡県道65号筑紫野筑穂線
都道府県道35号標識
福岡県道35号筑紫野古賀線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要 編集

筑紫野市東部の山家(やまえ)地区にある国道200号との交点を起点として北西に進み、筑紫野市北部の原地区で西に向きを変えて太宰府市に入り、太宰府市の中心市街地を西進し、福岡県道・大分県道112号福岡日田線との交点に至る。

筑紫野市大字山家から山間部を北西に進む。筑豊本線(原田線)をアンダークロスし、宮地岳に掘られた鳥越トンネルをくぐる。鳥越トンネルを抜けて福岡県農業総合試験場・福岡県農業大学校のそばを通り、筑紫野市北部の住宅地である原地区で一度南西に向きを変え、太宰府市に入る。

太宰府市に入るとすぐに筑紫女学園大学の前でヘアピンカーブを抜ける。その先の石坂では太宰府天満宮の神苑の南側を通り、九州国立博物館に通じる太宰府市道が接続している。住宅地の中を通り、西鉄太宰府線を踏切で越え、太宰府駅の南約200 mの位置にある梅大路交差点で左折し、福岡県道35号筑紫野古賀線との重複区間に入る。五条交差点で福岡県道35号筑紫野古賀線と分かれ、太宰府市役所や観世音寺大宰府政庁跡などの前を通りながら真西に進み、太宰府市立学業院中学校そばにある関屋交差点で福岡県道・大分県道112号福岡日田線と接続して終点となる。

なお当路線の関屋交差点と九州国立博物館の間は福岡市中心部から九州国立博物館への最短ルートに含まれるが、梅大路交差点周辺の渋滞が激しいため、九州国立博物館側では迂回して福岡県道35号筑紫野古賀線・福岡県道53号久留米筑紫野線の利用を推奨している[1]

路線データ 編集

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史 編集

路線状況 編集

重複区間 編集

道路施設 編集

トンネル 編集

  • 鳥越トンネル:延長234 m2008年平成20年)竣工、筑紫野市

地理 編集

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

交差する道路 市町村名 交差する場所
国道200号
福岡県道77号筑紫野三輪線
筑紫野市 大字山家(やまえ) 山家ニュータウン前交差点 / 起点
福岡県道65号筑紫野筑穂線 大字吉木 吉木公民館前交差点
福岡県道35号筑紫野古賀線 / バイパス 大字原 原交差点
福岡県道35号筑紫野古賀線 重複区間起点 太宰府市 宰府1丁目 梅大路交差点
福岡県道35号筑紫野古賀線 重複区間終点 五条2丁目 五条交差点
福岡県道581号観世音寺二日市線 観世音寺1丁目
福岡県道・大分県道112号福岡日田線 観世音寺3丁目 関屋交差点 / 終点

交差する鉄道 編集

沿線 編集

太宰府市内では沿線に九州国立博物館・太宰府市役所・観世音寺大宰府政庁跡などがあり、太宰府天満宮にも近い。幅員が若干狭隘な箇所がある。

脚注 編集

  1. ^ 博物館へのアクセス - 九州国立博物館
  2. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

関連項目 編集