羽立光来
羽立 光来(はりゅう みつき、10月14日[1] - )は、宝塚歌劇団花組の男役[2]。
身長178cm[1]。香川県高松市、香川県立高松高等学校出身[1]。愛称は「びっく」「びっくりん」「みつき」[1]。血液型O型[3]。
略歴
編集2006年4月、宝塚音楽学校入学、94期生。同期には珠城りょう、仙名彩世、麻央侑希、華雅りりからがいる。
2008年3月、宝塚歌劇団入団[2]。入団時の成績は12番。月組公演『ME AND MY GIRL』で初舞台[1]。その後花組に配属。
以後、高い歌唱力と、高長身の男役として花組で活躍[4]。
2021年7月から、『TAKARAZUKA SKY STAGE』第9期・第10期スカイ・レポーターズを務める[5][6]。
2025年9月28日の「悪魔城ドラキュラ/愛, Love Revue!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団することが発表された[4]。
主な舞台
編集初舞台
編集- 2008年3 - 5月、『ME AND MY GIRL』(宝塚大劇場公演のみ)
花組時代
編集- 2008年7 - 8月、『愛と死のアラビア/Red Hot Sea』(東京宝塚劇場公演のみ)
- 2009年1 - 3月、『太王四神記』
- 2009年9 - 11月、『外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-/EXCITER!!』 - 衛兵隊、新人公演:村人
- 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 樊噲(本役:夕霧らい)
- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ/EXCITER!!』 - 新人公演:パーティーの歌手(本役:扇めぐむ)
- 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(宝塚バウホール・日本青年館)- キャラハン
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード/Le Paradis!!』 - 新人公演:ロバート・ハリス(本役:煌雅あさひ)
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - 警官、新人公演:ジョルジュ(団員男)(本役:彩城レア)
- 2011年10 - 11月、『カナリア』(梅田芸術劇場・日本青年館)
- 2012年1 - 3月、『復活 -恋が終わり、愛が残った-/カノン』 - 新人公演:スメリコフ/宿の主人(本役:紫峰七海)
- 2012年4 - 5月、『長い春の果てに/カノン』(全国ツアー) - ジョルジュ
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-/CONGA!!』 - 新人公演:プレヴォー(本役:悠真倫)
- 2012年11月、『Victorian Jazz』(宝塚バウホール) - スコット・ブラウン
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - バッキー、新人公演:ハリー・ウッズ(本役:夕霧らい)
- 2013年6 - 7月、『戦国BASARA-真田幸村編-』(東急シアターオーブ)
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩 -アンドレア・シェニエ-/Mr. Swing!』 - 革命政府の役人、新人公演:ジャン(本役:天真みちる)
- 2013年12月、『New Wave! -花-』(宝塚バウホール)
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-/TAKARAZUKA ∞ 夢眩』 - 新人公演:ジョー・ポポロス(本役:夕霧らい)
- 2014年6月、『ベルサイユのばら - フェルゼンとマリー・アントワネット編 -』(中日劇場) - 公安員
- 2014年8 - 11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』 - シュヴァルツェンベルク、新人公演:マックス(本役:悠真倫)
- 2015年1月、『Ernest in Love』(東京国際フォーラム) - ピアノ教師(1幕) 農民/召使い(2幕)
- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』ドナード・インザーキ/『宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-/宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院) - 公安員
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語/Melodia -熱く美しき旋律-』 - 栗丸
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - ブライトン氏[7]
- 2016年8月、『Bow Singing Workshop』(宝塚バウホール)
- 2016年9月、『アイラブアインシュタイン』(宝塚バウホール) - マルティン
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄/金色の砂漠』 - 兵士 ムムターズ
- 2017年3 - 4月、『仮面のロマネスク/EXCITER!!2017』(全国ツアー) - ガボット
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風/Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜』 - ヤマタイ王
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - グリフィス・エディントン
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - 牧師、オルコット大佐
- 2018年5月、『あかねさす紫の花/Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜』(博多座) - もず
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』 - 三宅藤兵衛
- 2018年11 - 12月、『メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人-/EXCITER!!2018』(全国ツアー) - フォンダリ
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - モモロ
- 2019年6 - 7月、『花より男子』(赤坂ACTシアター) - 立木/ピエロ/アーサー・スミス
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[注釈 1]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!』 - ギルバート・カーライル
- 2020年1月、『マスカレード・ホテル』(ドラマシティ・日本青年館) - 本宮警部補
- 2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 青江香月
- 2021年1 - 2月、『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』(宝塚バウホール) - エドワード4世
- 2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳ある者-/Cool Beast!!』 - ガルバ
- 2021年8 - 9月、『哀しみのコルドバ/Cool Beast!!』(全国ツアー) - バロ エトワール
- 2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック/The Fascination(ザ ファシネイション)!』 - シミズ
- 2022年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場) - リチャード副支配人(一幕)/アラン(二幕)
- 2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜/Fashionable Empire』 - レオ・フェステティクス伯爵
- 2022年10月、『殉情(じゅんじょう)』(宝塚バウホール) - 安左衛門
- 2023年1 - 3月、『うたかたの恋/ENCHANTEMENT(アンシャントマン)-華麗なる香水(パルファン)-』 - フリードリヒ公爵
- 2023年4 - 5月、『二人だけの戦場』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - ラシュモア軍曹
- 2023年7 - 10月、『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)/GRAND MIRAGE!』 - 香川屋宗七
- 2023年11 - 12月、『激情/GRAND MIRAGE!』(全国ツアー) - ファニート
- 2024年2 - 5月、『アルカンシェル』 - オットー・フォン・シュレンドルフ
- 2024年9 - 2025年1月、『エンジェリックライ/Jubilee(ジュビリー)』 - 情報屋トト
- 2025年3月、『マジシャンの憂鬱/Jubilee』(博多座) - ラースロ
- 2025年6 - 9月、『悪魔城ドラキュラ/愛, Love Revue!』 - マクシミリアン・ロベスピエール 退団公演[4]
出演イベント
編集- 2014年7月、『宝塚巴里祭2014』(パレスホテル東京・宝塚ホテル)
- 2024年7月、『宝塚巴里祭2024』(ホテルオークラ・ホテル阪急インターナショナル)
脚注
編集注釈
編集- ^ 6月26日14時公演のみ、特別出演。
出典
編集- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、113頁。ISBN 978-4-86649-049-6。
- ^ a b 『スターファイル 花組生徒一覧』 宝塚歌劇公式ホームページ
- ^ 阪急コミュニケーション出版、『ザ・タカラヅカⅤ花組特集』116ページに掲載
- ^ a b c 「宝塚歌劇花組・羽立光来&翼杏寿が退団 圧倒的歌唱力「びっく」 翼は博多座公演でソロパート熱唱」『スポーツ報知』2025年4月18日。2025年4月26日閲覧。
- ^ “スカイ・レポーターズ(第9期生)”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 宝塚クリエイティブアーツ. 2025年2月18日閲覧。
- ^ “スカイ・レポーターズ(第10期生)”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 宝塚クリエイティブアーツ. 2025年2月18日閲覧。
- ^ “「変わらないハッピーを」明日海りおが名作“ミーマイ”に挑む!”. チケットぴあ. ぴあ (2016年1月25日). 2025年3月14日閲覧。
外部リンク
編集- 宝塚歌劇団
- 羽立光来・公式プロフィール - 宝塚歌劇団公式ページ