茅ヶ崎サザン芸術花火(ちがさきサザンげいじゅつはなび)は、2018年から毎年10月神奈川県茅ヶ崎市にあるサザンビーチちがさきで開催されている花火大会

茅ヶ崎サザン芸術花火
イベントの種類 花火大会
正式名称 茅ヶ崎サザン芸術花火20○○[注 1]
開催時期 毎年10月
初回開催 2018年10月27日
会場 〒253-0055 神奈川県茅ヶ崎市中海岸4-12986 サザンビーチちがさき
後援 茅ヶ崎市
一般社団法人茅ヶ崎市観光協会
茅ヶ崎商工会議所
茅ヶ崎市漁業協同組合
公益社団法人神奈川県観光協会
協力 茅ヶ崎商工会議所青年部
茅ヶ崎商工会議所女性会
公益社団法人茅ヶ崎青年会議所
茅ヶ崎市商店会連合会
茅ヶ崎海水浴場事業協同組合
茅ヶ崎飲食店組合ハイテクメイト湘南
湘南祭実行委員会
茅ヶ崎アロハ実行委員会
サザンビーチフェスタ実行委員会
一般財団法人茅ヶ崎地区交通安全協会
公益社団法人かながわ海岸美化財団
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント タイシタレーベル(楽曲協力)
来場者数 3.6万人(2019年)[1]
サザンビーチちがさきへの交通アクセス
最寄駅 茅ケ崎駅より徒歩20分
駐車場
公式サイト
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概要 編集

茅ヶ崎市出身であるシンガーソングライター桑田佳祐が率いるロックバンド「サザンオールスターズ」の楽曲と、日本最高峰と言われている花火をコラボレーションした花火大会である[2]

「音楽」と「花火」を掛け合わせた花火エンターテインメントの先駆けである『芸術花火』シリーズは、2009年に茨城県ひたちなか市で実施された『大草原の花火と音楽』から始まり、2014年に北海道札幌市モエレ沼公園で実施された『モエレ沼芸術花火』で『芸術花火』として確立した。そして、2018年にサザンがデビュー40周年を迎えたことを記念して開催された。1組だけのアーティスト楽曲だけで構成される芸術花火は世界初となる[2]。なお、桑田を含めサザンオールスターズのメンバーの出演はなく、サザンのプライベートレーベルである“タイシタレーベル”が楽曲協力という形で参加している[2]

沿革  編集

2019年3月27日には、公式YouTubeチャンネルが開設され、当日にドローンにて撮影された映像が公開された[3]

2019年10月19日にも開催され、サザンオールスターズの楽曲に加えて桑田佳祐のソロ楽曲も披露された[4]

2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で開催の目途が立たない状態であったが、2020年の末に行ったサザンの無観客配信ライブのエンディングと2021年に開催された桑田の全国ツアー『LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」』の宮城公演で、本花火大会の実行委員会の協力のもとで花火を打ち上げるなど、関係性は続き、2022年には3度目となる本花火大会が開催された[5][6]

来場者数
  • 2018年:3.5万人[7]
  • 2019年:3.6万人[1]
  • 2022年:3.7万人[6]

披露曲 編集

  • カッコ内は初版発売年。
  • アーティスト名がない楽曲はサザン名義で発売された楽曲である。

2018年 編集

  1. 壮年JUMP(2018年)
  2. 希望の轍(1990年)
  3. 真夏の果実(1990年)
  4. そんなヒロシに騙されて(1983年)
  5. いとしのエリー(1979年)
  6. LOVE AFFAIR 〜秘密のデート(1998年)
  7. SEA SIDE WOMAN BLUES(1997年)
  8. 東京VICTORY(2014年)
  9. TSUNAMI(2000年)
  10. 勝手にシンドバッド(1978年)
  11. HOTEL PACIFIC(2000年)
  12. みんなのうた(1988年)
  13. (2013年)

2019年 編集

  1. 東京VICTORY(2014年)
  2. 波乗りジョニー / 桑田佳祐(2001年)
  3. 涙のキッス(1992年)
  4. 神の島遥か国(2005年)
  5. メロディ (Melody)(1985年)
  6. 鎌倉物語(1985年)
  7. 栄光の男(2013年)
  8. スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) / KUWATA BAND(1986年)
  9. あなただけを 〜Summer Heartbreak〜(1995年)
  10. MY LITTLE HOMETOWN / 桑田佳祐(2007年)
  11. マンピーのG★SPOT(1995年)
  12. 祭りのあと / 桑田佳祐(1994年)
  13. 愛はスローにちょっとずつ(2019年)

2022年 編集

  1. 希望の轍(1990年)
  2. 炎の聖歌隊 [Choirクワイア / 桑田佳祐(2021年)
  3. 涙のアベニュー(1980年)
  4. 栄光の男(2013年)
  5. 時代遅れのRock'n'Roll Band / 桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎(2022年)
  6. 明日晴れるかな / 桑田佳祐(2007年)
  7. 鎌倉 On The Beach / 原由子(2022年)
  8. Soulコブラツイスト〜魂の悶絶 / 桑田佳祐(2021年)
  9. SMILE〜晴れ渡る空のように〜 / 桑田佳祐(2021年)
  10. イエローマン 〜星の王子様〜(1999年)
  11. 勝手にシンドバッド(1978年)
  12. 真夏の果実(1990年)
  13. Ya Ya (あの時代ときを忘れない)(1982年)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ ○○内は開催年の西暦が入る。

出典 編集

  1. ^ a b 【茅ヶ崎サザン芸術花火2019】無事開催、3万6千人が酔いしれたサザン&桑田佳祐の楽曲と芸術花火 Billboard JAPAN 2019年10月20日配信, 2019年11月25日閲覧
  2. ^ a b c サザン名曲×芸術花火が茅ヶ崎の夜空を彩る 『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』開催決定 オリコン 2018年8月23日配信,2018年9月15日閲覧
  3. ^ 「茅ヶ崎サザン芸術花火」、サザン楽曲×花火の公式メモリアルムービーを公開 rockin'on .com 2019年3月27日配信,2019年7月2日閲覧
  4. ^ サザン楽曲と花火がコラボする「茅ヶ崎サザン芸術花火」再び、今年は桑田ソロ曲も 音楽ナタリー 2019年8月29日配信, 2019年9月25日閲覧
  5. ^ サザンオールスターズの音楽&花火が夜空を彩る【茅ヶ崎サザン芸術花火】3年ぶりに開催へ Billboard JAPAN 2022年8月31日配信, 2022年11月13日閲覧。
  6. ^ a b c サザンオールスターズの名曲×花火『茅ヶ崎サザン芸術花火2022』3年ぶりに開催 THE FIRST TIMES 2022年10月23日配信, 2022年11月13日閲覧。
  7. ^ <茅ヶ崎サザン芸術花火>、公式メモリアルムービー公開 BARKS 2019年3月27日配信,2019年7月2日閲覧
  8. ^ サザンオールスターズ会報『代官山通信 vol.148』p9

関連項目 編集

外部リンク 編集