荘厳寺(しょうごんじ)は、徳島県海部郡美波町にある真言宗大覚寺派寺院である。山号は光明山。本尊は大日如来

荘厳寺
所在地 徳島県海部郡美波町志和岐字天王68-3
山号 光明山
宗派 真言宗大覚寺派
本尊 大日如来
創建年 不詳
正式名 光明山 荘厳寺
テンプレートを表示

歴史

編集

創建年は不詳。南方には吉野神社、北方には祇園牛頭天王が鎮座する[1]

1892年明治25年)7月23日に美波町志和岐地区の沖合で米貨物船「ノース・アメリカン号」が台風の影響で難破し、22人の乗組員が地元住民によって救出され、その後、救出された乗組員が荘厳寺に滞在した[2]

また毎年11月には美波町にある真言宗の11カ寺の檀家が1円玉を投げて故人の冥福を祈る伝統行事「投げ銭供養」が催され、荘厳寺も会場に含まれている[1]

交通

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603
  2. ^ 125年前の米船員救出劇を語り継ぐ 美波で記念行事”. 徳島新聞. 2024年7月17日閲覧。