衣笠村

日本の神奈川県三浦郡にあった村

衣笠村(きぬかさむら)は、神奈川県三浦郡に存在した

きぬかさむら
衣笠村
廃止日 1933年2月15日
廃止理由 編入合併
衣笠村横須賀市
現在の自治体 横須賀市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
三浦郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,098
(1920年、国勢調査)
隣接自治体 横須賀市、浦賀町久里浜村武山村西浦村葉山村
衣笠村役場
所在地 神奈川県三浦郡衣笠村
座標 北緯35度15分33秒 東経139度39分49秒 / 北緯35.25903度 東経139.66358度 / 35.25903; 139.66358座標: 北緯35度15分33秒 東経139度39分49秒 / 北緯35.25903度 東経139.66358度 / 35.25903; 139.66358
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概要

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神奈川県三浦郡中部の村。現在の神奈川県横須賀市中心部の南側に隣接する。おおむね現在の横浜横須賀道路神奈川県道27号横須賀葉山線横須賀線に並行)に囲まれた東西に長い地域である。

地理

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歴史

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町名の由来

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衣笠城址のある山(衣笠山)の形が笠を伏せたように見えることから。

沿革

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  • 鎌倉時代 - 衣笠の地名が見られる
  • 南北朝時代 - 平佐久の地名が見られる。
  • 戦国時代 - 森崎郷の地名が見られる。
  • 江戸時代 - 以下の4村が成立。金谷村は公郷村(後に豊島町)からの分村。忍藩は東京湾の海防を担当していた。
    • 衣笠村(幕府領→武蔵忍藩領→幕府領)
    • 小矢部村(幕府領→旗本向井氏知行→幕府領)
    • 森崎村(同上)
    • 大矢部村(幕府領→旗本有馬氏知行→幕府領)
    • 金谷村(同上)
    • 平作村(幕府領)
  • 延宝年間 - 平作村から以下の2村が分村。
    • 上平作村(旗本水野氏知行→幕府領)
    • 下平作村(旗本村越氏知行→幕府領)
  • 元禄年間 - 平作村の残部が池上村に改称(旗本向井氏知行→幕府領)。
  • 1868年明治元年)
  • 1875年(明治8年) - 上平作村、下平作村、池上村が合併して平作村が成立。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、衣笠村、小矢部村、大矢部村、森崎村、金谷村、平作村おとび佐野村、不入斗村の飛地が合併して衣笠村が成立。
  • 1933年昭和8年)2月15日 - 横須賀市に編入。同日衣笠村廃止。旧大字のうち、大字金谷が金谷町、東金谷町(現坂本町)、西金谷町(同前)に、大字平作が平作町、池上町、阿部倉町に分割される。

交通

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鉄道路線

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存在せず。横須賀線横須賀駅 - 久里浜駅間が開業し、衣笠駅が設置されたのは1944年(昭和19年)である。

名所・旧跡

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現在の町名

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すべて横須賀市。いずれも大体の範囲。相次ぐ町名変更により、旧大字と現行の町の区域は錯綜している。

  • 住居表示実施地区 : 阿部倉、池上、池田町(一部)、大矢部一 - 五丁目、金谷、衣笠町、小矢部、根岸町(一部)、平作、森崎、山科台
  • 住居表示未実施地区 : 大矢部六丁目、衣笠栄町、公郷町(一部)、坂本町、佐野町(一部)

関連文献

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関連項目

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