安積班シリーズ > 警視庁臨海署安積班

今野敏サスペンス 警視庁臨海署安積班』(こんのびんサスペンス けいしちょうりんかいしょあづみはん)は、2021年2月8日テレビ東京系列月曜プレミア8」で放送された刑事ドラマ。原作は今野敏警察小説安積班シリーズ』の「二重標的(ダブルターゲット)東京ベイエリア分署」[1]。主演は寺脇康文[2]

今野敏サスペンス
警視庁臨海署安積班
ジャンル 刑事ドラマ
原作 今野敏
脚本 大石哲也
監督 二宮崇
出演者 寺脇康文
武田真治
真飛聖
松尾諭
堀井新太
水田航生
加藤雅也
長谷川初範
村松利史
三津谷葉子
袴田吉彦
東根作寿英
山田桃子
弓削智久
製作
製作 テレビ東京
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2021年2月8日
放送時間月曜 20:00 - 21:54
放送枠月曜プレミア8
放送分114分
回数1
公式サイト
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概要 編集

前述の通り、今野敏原作の『安積班シリーズ』第1作「二重標的(ダブルターゲット)」を原作にしたドラマ。舞台は臨海署という点と、上司が町田刑事課長である点は同じであるが、原作にいた当時の安積班メンバー・大橋武夫は登場せず、水野真帆が登場する。また、原作では高輪署管内で起きた事件の助っ人という形で安積班は捜査に参加しているが、本作は臨海署管内で発生した事件の捜査となっている。

音楽は『ハンチョウ〜神南署安積班〜』及びその続編である『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』(どちらも安積役は佐々木蔵之介)、『警視庁東京湾臨海署〜安積班』(安積役は中村芝翫)でも担当した遠藤浩二である。

警視庁捜査一課の刑事・荻野照雄の人物設定は係長(警部)であり、巡査部長である原作よりも上の階級となっている[注 1]。階級は異なるが、実質的には原作の相楽啓警部補に相当するポジションである[注 2]

安積の娘・涼子は大学生ではなく看護師であり、TBSテレビで放送された『ハンチョウ〜神南署安積班〜』での設定と同じ。

キャスト 編集

警視庁東京臨海警察署[注 3] 編集

刑事課強行犯係 安積班 編集

安積剛志
演 - 寺脇康文
係長。
村雨秋彦
演 - 武田真治
刑事。桜井とコンビを組む。
水野真帆
演 - 真飛聖
刑事。
須田三郎
演 - 松尾諭
刑事。黒木とコンビを組む。
黒木和也
演 - 水田航生
刑事。須田とコンビを組む。
桜井太一郎
演 - 堀井新太
刑事。村雨とコンビを組む。

他の関係者 編集

町田
演 - 村松利史
刑事課課長。

警視庁捜査一課 編集

荻野照雄
演 - 加藤雅也
係長。原作よりも階級が上であり、安積班と捜査方針を巡り対立する。
仲野
演 - 丸山ユウスケ
荻野の部下。
伊澤
演 - 小山紘徳[3]
荻野の部下。

その他 編集

スタッフ 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 現実の警視庁捜査一課における係長は、「警部」の階級にいる人物が就く。安積のように所轄の警察署での係長は「警部補」の階級にいる人物が就く。
  2. ^ 同じく『二重標的』を原作とした映像作品『ハンチョウ〜神南署安積班〜』S3第11話「警視庁VS安積班…青酸カリ無差別殺人事件」では、ドラマオリジナルキャラクターである高野雄司警部(演 - 宇梶剛士)がこのポジションを担った。階級が警部で、捜査方針を巡り安積と対立する人物という点を見れば、原作小説『残照』以降に登場する佐治基彦警部と共通する。
  3. ^ 原作における名称は「東京臨海警察署」であるが、本作においては「湾」が付かない。
  4. ^ 公式サイトの「峰岸」は誤字。

出典 編集

  1. ^ 寺脇康文が“ハンチョウ”に テレ東で「安積班シリーズ」ドラマ化”. ORICON NEWS. 2021年2月8日閲覧。
  2. ^ 寺脇康文主演で、今野敏「安積班シリーズ」ドラマ化「新生『安積班』を育てていただきたい」”. WEBザテレビジョン. 2021年2月8日閲覧。
  3. ^ プロフィール - オフィス松田
  4. ^ プロフィール - ピンナップスアーティスト
  5. ^ 弓削智久 - Twitter 2021年1月28日
  6. ^ 島村みやこ - Instagram 2021年2月9日
  7. ^ sugaire.com
  8. ^ 喜多貴幸 - Twitter 2021年2月7日
  9. ^ サーブプロモーション - Twitter 2021年1月13日
  10. ^ 伊藤純平 - Twitter 2021年1月13日
  11. ^ 蒲生純一 - Twitter 2021年2月9日

関連項目 編集

外部リンク 編集