軽蔑』(けいべつ)は、中上健次による日本小説、またそれを原作とする2011年公開の日本映画である。

軽蔑
著者 中上健次
イラスト 合田佐和子(連載時)
発行日 1992年6月17日
発行元 朝日新聞出版
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 442
コード ISBN 978-4-02-256421-4
ISBN 978-4-08-747017-8(集英社文庫)
ISBN 978-4-04-145612-5(角川文庫)
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1991年2月13日から同年10月17日まで『朝日新聞』にて連載され、1992年6月に刊行された。その2か月後に中上が急逝し、本作が最後の長編作品となった。

1999年2月に集英社文庫2011年3月に角川文庫から文庫本として刊行された。

あらすじ 編集

新宿歌舞伎町のトップレス・バーの踊り子・真知子は地方の資産家の息子で暴走族上がりのチンピラのカズと恋に落ちる。カズは賭博の借金を踏み倒し、新宿から真知子を連れて高飛びして故郷へ帰る。二人は所帯を持ち、カズは親戚の酒の卸問屋で仕事を始める。カズの実家からは真知子との関係は歓迎されない。元来が遊び人のカズは博打で多額の借金を背負い、高利貸しの山畑に食いものにされる。カズの死で物語は終わる。

映画 編集

軽蔑
監督 廣木隆一
脚本 奥寺佐渡子
原作 中上健次
製作 森重晃
出演者 高良健吾
鈴木杏
主題歌 グッバイマイラブ
「くたばれ! 人生の先輩たち!!」
撮影 鍋島淳裕
編集 菊池純一
製作会社 「軽蔑」製作委員会
配給 角川映画
公開   2011年6月4日
上映時間 135分
製作国   日本
言語 日本語
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2011年6月4日公開。監督は廣木隆一。主演は高良健吾と鈴木杏。

キャッチコピーは「世界は二人を、愛さなかった。」。

キャスト 編集

スタッフ 編集

受賞 編集

  • 第21回日本映画プロフェッショナル大賞(2011年)
    • 功労賞 - 緑魔子(本作の演技と長年の功績に対して)
    • ベスト10第8位
  • 第26回 高崎映画祭 (2012)
    • 最優秀主演女優賞 鈴木杏
    • 最優秀主演男優賞 高良健吾
    • 最優秀監督賞 廣木隆一 

外部リンク 編集