辰巳和弘

日本の考古学・歴史学者

辰巳 和弘(たつみ かずひろ、1946年1月3日 - )は、日本考古学者歴史学者。元同志社大学歴史資料館教授。

来歴 編集

大阪市生まれ。1969年同志社大学文学部文化学科卒、1971年同大学院修士課程修了。静岡県立焼津中央高等学校教諭、静岡県教育委員会文化課指導主事を経る。1981年同志社大学校地学術調査委員会調査主任を経て、同志社大学歴史資料館学芸員、同資料館教授となる。2011年定年退職。

著書 編集

  • 引佐町の古墳文化 2 北岡大塚古墳(前方後方墳)測量調査報告書』引佐町教育委員会 1981引佐町町史編纂室報告
  • 『日本の古代遺跡 1 静岡』保育社 1982
  • 『高殿の古代学 豪族の居館と王権祭儀』白水社 1990
  • 『埴輪と絵画の古代学』白水社 1992
  • 『地域王権の古代学』白水社 1994
  • 『「黄泉の国」の考古学』講談社現代新書 1996
  • 風土記の考古学 古代人の自然観』白水社 1999
  • 『古墳の思想 象徴のアルケオロジー』白水社 2002
  • 『新古代学の視点 「かたち」から考える日本の「こころ」』小学館 2006
  • 『聖なる水の祀りと古代王権 天白磐座遺跡』新泉社 シリーズ「遺跡を学ぶ」 2006
  • 『聖樹と古代大和の王宮』中央公論新社 2009
  • 『他界へ翔る船 「黄泉の国」の考古学』新泉社 2011

共編著 編集

脚注 編集


参考文献 編集