長谷 成人(はせ しげと、1957年9月24日 - )は農林水産技官水産庁次長等を経て、水産庁長官を務めた。

人物・経歴 編集

東京都調布市出身[1]東京都立武蔵高等学校を経て[2]、1981年に北海道大学水産学部水産増殖学科卒業後、農林水産省に入省し水産庁で主に漁業調整や資源管理を担当した[1][3]。水産庁沿岸沖合課課長補佐、外務省出向、北太平洋漁業国際委員会(NPAFC)派遣、太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)派遣、宮崎県農政水産物部漁政課長等を経て、2004年水産庁資源管理部管理課資源管理推進室長に就任。漁業保険管理官、沿岸沖合課長を経て、2011年漁業調整課長。資源管理部審議官[1]、増殖推進部長を経て、2016年水産庁次長[4]。2017年岡井正男以来60年ぶり2人目となる技官出身の水産庁長官に昇格[5]。約70年ぶりとなる漁業法の改正などの改革を進めた[6]。2019年退任、一般財団法人東京水産振興会理事[7]。2020年一般社団法人全国水産技術協会理事[8]。2022年海洋水産技術協議会議長(代表)[9]

脚注 編集

先代
香川謙二
水産庁次長
2016年 - 2017年
次代
山口英彰
先代
佐藤一雄
水産庁長官
2017年 - 2019年
次代
山口英彰