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概要編集

雲南省の漢族の料理は、中国の八大料理の内の四川料理に属し、唐辛子を多用するものが多いが、汽鍋鶏(チーグオジー)と呼ばれるスープ料理のように、あっさりした味付けの料理もある。食材として有名なものに各種のキノコがあり、オオシロアリタケポルチーニ(ヤマドリタケ類)、マツタケなども使われる。出汁をとるのにはの他に、宣威火腿(雲南ハム)もよく利用される。

タイ族やペー族の料理も唐辛子を使うものが多く、共通性もある。また、昆虫食も行われており、ハチや「竹虫」(タケツトガの幼虫)の素揚げなどはレストランでも食べられる場合がある。

ペー族のルーシャン(乳扇)[1]ルービン(乳餅)というチーズの一種も漢族料理にも取り入れられている。

主な料理編集

漢族編集

  • 過橋米線 - 昆明名物のライスヌードルと各種の具を熱いスープに入れて食べる料理。
  • 汽鍋鶏 - ニワトリを蒸して作るスープの一種。
  • 宜良鴨 - アヒルのロースト。
  • 石屏豆腐
  • 官渡粑粑 - 昆明市官渡区ゴマラッカセイクルミなどを砕いて包んだおやき
  • 餌絲 - ウルチ米ともち米の粉で作るうどん風の麺、ライスヌードルの一種。
  • 餌饋 - ウルチ米ともち米の粉で作る薄い餅
  • 巻粉 - ウルチ米ともち米の粉で作る幅広のライスヌードル。筒状に巻いて供する。
  • 菠蘿飯 - パイナップルをくりぬいて、蒸したもち米あるいは黒米などを詰めたご飯料理。

ペー族編集

タイ族編集

画像編集

他地方での普及編集

中国各地の大都市や台湾香港などでは過橋米線を主体とした雲南料理店が少なくない。日本でも東京などには数店ある。

脚注編集

  1. ^ 小崎道雄、岡田早苗、小原直弘、汪立君「乳扇 (ルーシャン) 雲南中部のカテージチーズ」『日本食品保蔵科学会誌』第28巻第5号、日本食品保蔵科学会、2002年、 253-260頁、 doi:10.5891/jafps.28.253