高橋太郎 (言語学者)
言語学者
略歴編集
京都府京都市下京区の生まれ。1952年京都大学文学部哲学科心理学専攻卒業。国立国語研究所名誉所員。博士(文学)。
1988年に国立国語研究所を定年退職後も麗沢大学、立正大学、関西外国語大学などで学生の教育にも力を注ぎ、多くの研究者を育てた。
奥田靖雄・鈴木重幸らの言語学研究会の主要メンバーの一人であり、教育科学研究会・国語部会その他の民間教育研究団体や、日本教職員組合・全日本教職員組合の教育研究全国集会等でも、講師などとして国語教育(主として文法を体系的に教える言語教育)に関する指導・助言を行った。
著書編集
単著編集
- 『幼児語の形態論的な分析―動詞・形容詞・述語名詞』(秀英出版、1975年)
- 『入門期の国語教室』(日本書籍、1982年)
- 『現代日本語動詞のアスペクトとテンス』(国立国語研究所名義、秀英出版、1985年、ISBN 978-4-477-00695-6)
- 『動詞の研究 動詞の動詞らしさの発展と消失』(むぎ書房、1994年、ISBN 4-8384-0109-4)
- 『動詞九章』(ひつじ書房、2003年、ISBN 978-4-89476-213-8)