1998年のメジャーリーグベースボール
以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1998年のできごとを記す。1998年3月31日に開幕し10月21日に全日程を終えた。アメリカンリーグはニューヨーク・ヤンキースが、ナショナルリーグはサンディエゴ・パドレスが優勝。ワールドシリーズはニューヨーク・ヤンキースが制した。
→ここではMLBでのできごとのみ扱っています。野球全般のできごとについては1998年の野球を参照
1997年のメジャーリーグベースボール - 1998年のメジャーリーグベースボール - 1999年のメジャーリーグベースボール
できごと
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1月
編集3月
編集- 3月3日 - ラリー・ドビー、リー・マクフェイル、ジョージ・デービス、ブレット・ジョー・ローガンがベテランズ委員会の選出によりアメリカ野球殿堂入り。
- 3月31日 - MLBの新球団タンパベイ・デビルレイズとアリゾナ・ダイヤモンドバックスが開幕戦
4月
編集- 4月25日 - ボルチモア・オリオールズのカル・リプケン・ジュニアがボルチモアでのオークランド・アスレチックス戦に5番・3塁で出場し、メジャー通算2500試合連続出場を達成[2]。
6月
編集- 6月1日 - ロサンゼルス・ドジャースは13時よりドジャースタジアムにて記者会見し、野茂英雄の退団を発表[3]。
- 6月4日 - ロサンゼルス・ドジャースはニューヨーク・メッツとの間で野茂英雄を含む2対2のトレードが成立したと発表[4]。
7月
編集- 7月5日 - トロント・ブルージェイズのロジャー・クレメンスがタンパベイ・デビルレイズ戦で史上11人目となる通算3000奪三振を達成。
9月
編集- 9月8日 - セントルイス・カージナルスのマーク・マグワイアがブッシュ・メモリアル・スタジアムでの対シカゴ・カブス戦のメジャー新記録となるシーズン62号本塁打を記録(→1998年のMLBシーズン最多本塁打記録対決)[5]。
- 9月20日 - ボルチモア・オリオールズのカル・リプケン・ジュニアがボルチモアでの対ニューヨーク・ヤンキース戦に欠場し、連続出場の記録が2632試合で止まる[6]。
最終成績
編集レギュラーシーズン
編集
アメリカンリーグ編集
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ナショナルリーグ編集
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オールスターゲーム
編集→詳細は「1998年のMLBオールスターゲーム」を参照
- アメリカンリーグ 13 - 8 ナショナルリーグ
ポストシーズン
編集ディビジョンシリーズ
編集
アメリカンリーグ編集→詳細は1998年のALDS参照
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ナショナルリーグ編集→詳細は1998年のNLDS参照
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リーグチャンピオンシップシリーズ
編集
アメリカンリーグ編集→詳細は1998年のALCS参照
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ナショナルリーグ編集→詳細は1998年のNLCS参照
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ワールドシリーズ
編集→詳細は「1998年のワールドシリーズ」を参照
- ヤンキース 4 - 0 パドレス
10/17 – | パドレス | 6 | - | 9 | ヤンキース | |
10/18 – | パドレス | 3 | - | 9 | ヤンキース | |
10/20 – | ヤンキース | 5 | - | 4 | パドレス | |
10/21 – | ヤンキース | 3 | - | 0 | パドレス |
- MVP:スコット・ブロシアス (NYY)
個人タイトル
編集アメリカンリーグ
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打者成績編集
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投手成績編集
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ナショナルリーグ
編集
打者成績編集
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投手成績編集
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表彰
編集全米野球記者協会(BBWAA)表彰
編集表彰 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
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MVP | フアン・ゴンザレス (TEX) | サミー・ソーサ (CHC) |
サイヤング賞 | ロジャー・クレメンス (TOR) | トム・グラビン (ATL) |
最優秀新人賞 | ベン・グリーブ (OAK) | ケリー・ウッド (CHC) |
最優秀監督賞 | ジョー・トーリ (NYY) | ラリー・ダーカー (HOU) |
守備位置 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
投手 | マイク・ムッシーナ (BAL) | グレッグ・マダックス (ATL) |
捕手 | イバン・ロドリゲス (TEX) | チャールズ・ジョンソン (FLA/LAD) |
一塁手 | ラファエル・パルメイロ (BAL) | J.T.スノー (SF) |
二塁手 | ロベルト・アロマー (BAL) | ブレット・ブーン (CIN) |
三塁手 | ロビン・ベンチュラ (CWS) | スコット・ローレン (PHI) |
遊撃手 | オマー・ビスケル (CLE) | レイ・オルドニェス (NYM) |
外野手 | バーニー・ウィリアムズ (NYY) | アンドリュー・ジョーンズ (ATL) |
ケン・グリフィーJr. (SEA) | ラリー・ウォーカー (COL) | |
ジム・エドモンズ (ANA) | バリー・ボンズ (SF) |
守備位置 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
投手 | - | トム・グラビン (ATL) |
捕手 | イバン・ロドリゲス (TEX) | マイク・ピアッツァ (LAD/FLA/NYM) |
一塁手 | ラファエル・パルメイロ (BAL) | マーク・マグワイア (STL) |
二塁手 | ダミオン・イーズリー (DET) | クレイグ・ビジオ (HOU) |
三塁手 | ディーン・パーマー (KC) | ビニー・カスティーヤ (COL) |
遊撃手 | アレックス・ロドリゲス (SEA) | バリー・ラーキン (CIN) |
外野手 | アルバート・ベル (CWS) | グレッグ・ボーン (SD) |
ケン・グリフィーJr. (SEA) | サミー・ソーサ (CHC) | |
フアン・ゴンザレス (TEX) | モイゼス・アルー (HOU) | |
指名打者 | ホセ・カンセコ (TOR) | - |
その他表彰
編集表彰 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
カムバック賞 | ブレット・セイバーヘイゲン (BOS) | グレッグ・ボーン (SD) |
最優秀救援投手賞 | トム・ゴードン (BOS) | トレバー・ホフマン (SD) |
最優秀指名打者賞 | エドガー・マルティネス (SEA) | - |
ロベルト・クレメンテ賞 | - | サミー・ソーサ (CHC) |
ハッチ賞 | デビッド・コーン (NYY) | - |
ルー・ゲーリッグ賞 | - | トニー・グウィン (SD) |
ベーブ・ルース賞 | スコット・ブロシアス (NYY) | - |
BBWAA投票
ベテランズ委員会選出
脚注
編集- ^ 「ボビースマイルに迎えられ 吉井、入団発表 メッツ」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1998年(平成10年)1月16日付朝刊、21面(スポーツ面)。
- ^ 読売新聞1998年4月27日17面「リプケン連続出場2500試合」読売新聞縮刷版1998年4月p1395
- ^ 読売新聞1998年6月2日夕刊1面「野茂、ドジャース退団 在籍3年余 本人希望 『環境変えたい』」読売新聞縮刷版1998年6月p95
- ^ 読売新聞1998年6月5日夕刊1面「野茂メッツ入り 2対2トレード」読売新聞縮刷版1998年6月p259
- ^ 読売新聞1998年9月9日夕刊1面「マグワイア62号 大リーグ記録37年ぶり更新」読売新聞縮刷版1998年9月p459
- ^ 読売新聞1998年9月21日夕刊3面「リプケン連続出場2632試合でストップ 本人『そろそろ潮時だ』」読売新聞縮刷版1998年9月p1063