46丁目-ブリス・ストリート駅

ニューヨーク市地下鉄IRTフラッシング線の駅

46丁目-ブリス・ストリート駅(46ちょうめ-ブリス・ストリートえき、英語: 46th Street–Bliss Street)はニューヨーク市地下鉄IRTフラッシング線の駅である。クイーンズ区サニーサイドにあるクイーンズ・ブールバードと46丁目の交差点に位置し、7系統が終日停車する。

46丁目-ブリス・ストリート駅
46th Street–Bliss Street
ニューヨーク市地下鉄
夜の駅に進入する北行7系統と北行<7>系統
駅情報
住所 46th Street & Queens Boulevard
Queens, NY 11104
クイーンズ区
地区 サニーサイド
座標 北緯40度44分35.28秒 西経73度55分6.25秒 / 北緯40.7431333度 西経73.9184028度 / 40.7431333; -73.9184028座標: 北緯40度44分35.28秒 西経73度55分6.25秒 / 北緯40.7431333度 西経73.9184028度 / 40.7431333; -73.9184028
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTフラッシング線
運行系統    7 Stops all times (終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: Q32, B24
バスによる輸送 MTAバス: Q60, Q104
構造 高架駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 3線
その他の情報
開業日 1917年4月21日 (106年前) (1917-04-21)
旧駅名/名称 ブリス・ストリート駅
Bliss Street
利用状況
乗客数 (2016)4,541,003[1]減少 1.1%
順位 108位
次の停車駅
北側の隣駅 52丁目駅: 7 Stops all times
南側の隣駅 40丁目-ローリー・ストリート駅: 7 Stops all times
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車

歴史 編集

配線図
 
 
 
 
 
 
 
 
         
           
         
         
 
 
 
 
 
 
 
 

この駅は1917年4月21日にIRTフラッシング線の終点であったクイーンズボロ・プラザ駅からアルバーティス・アベニュー駅(現:103丁目-コロナ・プラザ駅)までの延伸開通と共にブリス・ストリート駅 (Bliss Street) として開業した[2]

駅のホームは1955年から1956年にかけてホーム有効長を11両編成に対応にするために延長する工事を行った[3]

駅構造 編集

P
プラットホーム階
相対式ホーム、右側ドアが開く
南行緩行線   34丁目-ハドソン・ヤード駅行き40丁目-ローリー・ストリート駅
急行線   通過 →
北行緩行線   フラッシング-メイン・ストリート駅行き52丁目駅
相対式ホーム、右側ドアが開く
M 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
G 地上階 出入口
 
駅入口

駅は相対式ホーム2面と緩行線2線、急行線1線を有している2面3線の高架駅で、中央の急行線はラッシュ時に混雑方向へ向かう<7>系統が通過する。なお、この駅はクイーンズ・ブールバード上にある東端の駅で、路線は東側で北に曲がりルーズベルト・アベニューの上を通過する。

南北ホーム中央部には外壁とベージュと緑で塗装された屋根があり、ホーム先端部には腰付近までの高さのベージュの壁がある。外壁には1999年にユミ・ヘオが制作したステンドグラス作品である『Q is For Queens』の1つが飾られており、駅の出入口にも飾られている。

出口 編集

当駅の改札口は東西に2ヶ所あり、西は46丁目に、東は47丁目に通じている。メインの改札口は西の46丁目側の物で各ホームへの2つの階段、回転式改札機1つ、きっぷ売り場、通りへの4つの階段がある。通りへの階段はクイーンズ・ブールバードと46丁目の交差点の4隅に降りている。なお、こちらの改札口では改札内での行き来はできない[4]

47丁目側の改札口は一部時間帯のみ開いており各ホームからの2つの階段、回転式改札機と退場専用の回転式改札機、通りへの4つの階段がある。階段はクイーンズ・ブールバードと47丁目の交差点の4隅に降りている。こちらの改札口では南北ホームの改札内での行き来が可能である[4]

駅名 編集

 
駅南側

駅の所在地にある46丁目は元々フェリーの運営者で実業家であったNeziah Blissの名を取り「Bliss Street(ブリス・ストリート)」と呼ばれていた。しかし、1920年代にブリスの名は通りの名前から外され46丁目となった。地下鉄の駅名は長らくブリスの名を付けたままであったが1998年に遂に駅名標や路線図からブリスの名を削除した。しかし、2003年に近隣の活動家パット・ドルフマンがブリスの名を戻し昔の駅名や道路名に戻すようにMTAや市議会に求める署名を展開、1,900もの署名を集め2004年にはMTAが駅名にブリスの名を戻し、市は完全な改名とは行かないが交差点の看板などに「Bliss Street」の名称を使うようになった[5]

出典 編集

外部リンク 編集