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解説編集

リリース当時としては珍しいハードディスクレコーディングを小山田が初めて採用したアルバムである。

初回盤はピンクのソフトビニール・パッケージ仕様。トラットリア・メニュー69。アナログ盤はメニュー80。CDとLPはジャケットが違い、LPのジャケットは永井豪によるデビルマンがあしらわれている。『69/96』を区切る記号は、正確にはスラッシュではなく雷マークである。

全作詞、コーネリアス&ブライアン・バートンルイス(6曲目のみ、小西康陽)。全作曲・編曲、コーネリアス。至る所でさまざまなジャンルの作品からのサンプリングが行われている。

その他、ゲストとしてムッシュかまやつ暴力温泉芸者ASA-CHANGカヒミ・カリィEllie堀江博久、山本ムーグ&シュガー吉永(Buffalo Daughter)などが参加している。

小山田曰く、本作は『BURRN!』で意図的に取り上げてもらい0点を付けて貰うように制作したとの事だが、初代編集長であった酒井康は本作を「炎」誌の小山田との対談で高く評価している[1]

収録曲編集

# タイトル 主な参加ミュージシャン
1 69/96 a Space Odyssey Prelude (in Atami) ヴォーカルEllie
2 MOON WALK ドラムス&パーカッションASA-CHANGハモンドB3堀江博久ターンテーブル:ムーグ山本(Buffalo Daughter)、ノイズ中原昌也(暴力温泉芸者)
3 Brand New Season ドラムス&ノイズ:ASA-CHANG、ターンテーブル:ムーグ山本
4 Volunteer Ape Man (Disco) TB-303&エレクトリック・ギター:シュガー吉永(Buffalo Daughter)
5 1969 (Case of Monsieur Kamayatsu) ヴォイスムッシュかまやつ
6 How Do You Feel? ターンテーブル:ムーグ山本
7 1969
8 Last Night in Africa ドラムス:ASA-CHANG、ターンテーブル:ムーグ山本
9 1996 ヴォイス:ブライアン・バートンルイス、ターンテーブル:ムーグ山本
10 Blow My Mind ドラムス:ASA-CHANG、ターンテーブル:ムーグ山本
11 69/96 Girl Meets Cassette ヴォーカル:カヒミ・カリィ、ドラムス&パーカッション:ASA-CHANG
12 Concerto No. 3 from the Four Seasons (Pink Bloody Sabbath)
13 Heavy Metal Thunder ドラムス:ASA-CHANG、ターンテーブル:ムーグ山本、ブルース・ハープ:八木のぶお
14 Rock/96 ドラムス:ASA-CHANG、ターンテーブル:ムーグ山本
15 World's End Humming Reprise (in Hawaii) ドラムス、パーカッション&トランペット:ASA-CHANG

LPは2枚組でSIDE-A#1~5 SIDE-B#6~10 SIDE-C#11~13 SIDE-D#14~15。

ムーグ山本の表記については、ライナーノーツから。

その他編集

当作はアルバムタイトルにちなんで96トラック収録されており、本編終了から68曲目までは波の音が収録されている。69曲目にはアルバム収録曲「World's End Humming」の別バージョンが収録され、そのあと数秒程度の26の無音トラックを挟んで、96曲目には「Welcome to the Jungle」のオリジナルバージョンが収録されている。アナログ版においてもこの仕様を再現している。

脚注編集

  1. ^ 酒井康著「虹色の音詞Ⅱ」9P