and world』(アンド・ワールド)は、ACIDMANのメジャー4枚目のオリジナル・アルバム2005年12月7日東芝EMIから発売された。

and world
ACIDMANスタジオ・アルバム
ジャンル ロック
時間
レーベル Virgin Music
プロデュース ACIDMAN
チャート最高順位
ACIDMAN アルバム 年表
equal
(2004年)
and world
(2005年)
green chord
(2007年)
『and world』収録のシングル
  1. ある証明
    リリース: 2005年5月18日
  2. 季節の灯
    リリース: 2005年10月19日
  3. world symphony
    リリース: 2005年11月9日
テンプレートを表示

概要 編集

本作ではスリーピースによる表現に拘ってきた前作までとは違い、初めてストリングスの導入が試みられた。

作風もメロディを重視したポップス寄りのものとなり、歌詞についても、これまでは「(世界の)流れを知りたい、変えたい」という意識だったのに対し、本作では「その大きな流れを受け入れ、想いを馳せることが素晴らしい」ことを歌いたかったという。

アルバムタイトルは本作の制作前から存在し、「目線や考えを変えることで、目の前の世界がガラリと変わるかもしれない」という考えから。また、「and」の前にはリスナー各々の言葉が入り、収録曲それぞれが「and world」であるとも語っている。

初回限定盤にはCalmポルノグラフィティなどのジャケットデザインを手掛けるイラストレーターFJD藤田二郎)による全収録曲をイメージしたアートワークが歌詞カードに収録されている。

収録曲 編集

  1. introduction(1:16)
    Instrumental。
  2. world symphony(4:04)
    10thシングル『world symphony』収録曲。
  3. id -イド-(4:18)
  4. River(3:43)
  5. 季節の灯(6:49)
    9thシングル『季節の灯』収録曲。
    ストリングス導入曲である。
  6. SOL(4:16)
    8thシングル『ある証明』収録曲。
    Instrumental。
  7. 銀河の街(5:10)
  8. 夏の余韻(4:31)
    浦山一悟(ドラムス)作曲。
  9. プラタナス(5:10)
  10. water room(2:17)
    Instrumental。
    ギターの独特な音はスプーンで弦を叩く事によって得られたもの。
  11. Stay on land(4:58)
  12. ある証明(5:07)
    8thシングル『ある証明』収録曲。
  13. and world(8:37)
    タイトル曲で、8分を超える大作。
    最後は「introduction」に繋がるような形で終了している。
全曲 作詞:大木伸夫 作曲・編曲:ACIDMAN

関連項目 編集

脚注 編集

出典 編集

外部リンク 編集